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放電精密加工研究所のニュース
キユーピー<2809>:2709円(+64円)
大幅続伸。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は261億円で前年同期比7.1%増益、6-8月期は102億円で同5.8%増益、ほぼ市場予想線上での着地となった。国内調味料はやや苦戦となったが、海外と物流が計画を超過したもよう。注目された中国マヨネーズ・ドレッシングの売上回復などはポジティブ視されている。また、主要株主の保有株一部売却に対して、発行済株式数の2.93%にあたる440万株を自社株TOBすることも評価。
ファーストリテ<9983>:58510円(+260円)
プラス圏回復。前日に9月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比6.0%増、客数が同3.4%増となったほか、客単価も同2.5%上昇し、2カ月連続でのプラス成長となっている。前半は残暑の影響で夏物が順調だったほか、後半は気温低下で秋物の立ち上がりが好調、天候不順の悪影響を吸収した。ただ、株価が高値圏にあるなかではサプライズも乏しく、出尽くし感が先行する形に。10-12月期は前年のハードルが高い状況でもある。
第一生命HD<8750>:2384円(-33.5円)
大幅反落。UBS証券では、目標株価を2180円から2250円に引き上げているものの、投資判断は「バイ」から「セル」に一気に2段階格下げしている。生保セクターのハイベータ株として、超長期金利の上昇を背景に株価が上昇した結果、割高感が強まってきたと判断。現行の金融政策の枠組みを前提とすると、20年国債金利で0.7%程度までイールドカーブのスティープニング化が進む可能性もあるが、それ以上の大きな金利上昇の可能性は低いと指摘。
ローソン<2651>:7080円(+300円)
大幅続伸。上半期営業利益が前年同期比1割減の345億円程度になったもようとの観測報道が伝わっている。従来予想は同22%減の305億円であり、減益幅が縮小したもよう。第1四半期も同22%減益であったため、6-8月期は想定以上の収益回復と捉えられている。新型レジなどのデジタル投資や「ローソン銀行」の開業費用増加が減益要因だが、費用の抑制や高採算商品の販売増加などが利益上振れの背景となったもよう。
レンゴー<3941>:1051円(+60円)
大幅続伸。段ボール原紙ならびに段ボール製品の価格改定実施を発表している。段ボール原紙に関しては、11月1日出荷分より、現行価格より8円/kg以上の値上げを要請するもよう。主原料である古紙の高騰に加えて、重油、石炭、都市ガスなどの燃料や物流経費も大幅に上昇していることが背景。先に王子HD<3861>による値上げが伝わり、期待感も先行していたとみられるが、正式発表を受けて収益拡大の確度は一段と高まる状況に。
大東建<1878>:15090円(+800円)
急反発。前日に9月の月次動向を発表している。受注高は787億円で前年同月比13.1%増、6カ月ぶりのプラスに転換している。9月の水準としては、消費増税を控えて駆け込み需要が発生した13年に次ぐ高いものとなっている。銀行のアパートローン融資基準の厳格化など警戒感が強まっていた中で、想定以上の受注好調にサプライズも強まる形とみられる。
シェアリングT<3989>:2156円(+153円)
大幅に反発。完全子会社のリアブロード(東京都新宿区)が運営する海外留学サービス「スマ留」の9月度申込件数が265件となり、前年同月(35件)比で757%を達成したと発表している。サービス開始後、過去最高の伸び率。申込件数は6月に239件を記録した後、7月に217件、8月に151件と減少していただけに、9月の回復を受けて投資家の間に買い安心感が広がっている。
アダストリア<2685>:1722円(+170円)
急伸。前日に9月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比3.2%増、2カ月連続でのプラス成長となった。客数が同0.5%減少したものの、客単価が同3.7%上昇している。秋物商品が順調に売り上げを伸ばしたもよう。地震や台風の影響も警戒された中、順調な業績回復が想定される形となり、ポジティブな反応が強まっている。先に第2四半期の大幅減益決算を発表していることで、目先の悪材料も出尽くし感が強い状況。
放電精密<6469>:1600円(-171円)
大幅に8日ぶり反落。19年2月期第2四半期累計(18年3-8月)の営業利益を前年同期比905.0%増の3.72億円と発表している。航空機エンジン部品の圧縮機・燃焼器部品などが好調だったことに加え、成田事業所での爆発火災事故による代替生産に伴う原価高が解消され、利益を押し上げた。通期予想は前期比145.5%増の9.54億円で据え置いた。進捗率は約39%にとどまっており、買い一服とみた投資家が売りを出している。
アールビバン<7523>:782円(+22円)
大幅に反発。連結子会社で金融サービス事業を営むダブルラック(東京都品川区)が19年3月期第2四半期(18年7-9月)に6.01億円(第2四半期累計で8.91億円)のデリバティブ利益を営業外収益に計上すると発表している。19年3月期第2四半期および通期の業績予想は、現在精査中。経常利益の従来予想は第2四半期累計が前年同期比23.3%増の7.70億円、通期が前期比28.8%増の11.80億円となっている。
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