テックファームＨＤなどカジノ関連が軒並み安、カジノ法案の審議入りに遅れと報じられる

　テックファームホールディングス<3625.T>や日本金銭機械<6418.T>、オーイズミ<6428.T>などのカジノ関連が軒並み安となっている。きょう付の日本経済新聞で「ＴＰＰを巡る与野党対立で、自民党が９日をめざしていたカジノを中心とした統合型リゾート（ＩＲ）を推進する法案（カジノ法案）の衆院内閣委員会での審議入りは遅れる見込みだ」と報じられていることから、カジノ法案審議入りへの期待感が後退した格好だ。

　カジノ法案に関しては、一部報道で９日から審議入りするとの観測が報じられていたが、ＴＰＰ承認案をめぐる与野党対立により、後ずれを余儀なくされたもよう。もっとも、同法案に関しては依然として公明党が慎重な姿勢を示しているほか、日程的な面からも成立は困難とみられていた。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）