3,144円
サムコのニュース
■JMS <7702> 578円 (+21円、+3.8%)
ジェイ・エム・エス <7702> [東証P]が大幅続伸。同社は8日取引終了後、大研医器 <7775> [東証P]と抗がん薬治療(化学療法)における業務提携に向けた検討を開始することで基本合意書を締結したと発表しており、これが材料視されたようだ。この合意に基づき、今月に共同プロジェクトを発足させ協議を開始。この協議を通じて、相互の技術を融合させた新たなソリューション提供に向けた具体的な検討と準備を進めるとしている。
■トレファク <3093> 1,872円 (+68円、+3.8%)
トレジャー・ファクトリー <3093> [東証P]が大幅高で3日続伸。8日の取引終了後に発表した8月度の月次売上概況(単体)で、既存店売上高が前年同月比11.1%増と12ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて休日が1日少なかったものの、夏休みの外出需要や気温が高く推移したことなどから、夏物衣料が好調だった。また、生活雑貨やホビー用品、ブランド品なども好調に推移した。なお、全店売上高は同20.8%増だった。
■ベルトラ <7048> 517円 (+18円、+3.6%)
ベルトラ <7048> [東証G]が大幅続伸、5日移動平均線を足場に切り返しを鮮明とした。政府の水際対策緩和で旅行関連株への物色人気に厚みが加わってきた。1日当たりの入国者の上限を従来比3万人増となる5万人に拡大するほか、帰国や入国の際に求めている陰性証明についてもワクチン接種済みの場合は免除するなどの措置をとることで、海外旅行の需要も活発化する公算が大きくなった。同社は国内及び世界150ヵ国の現地体験ツアー予約サイトを運営しており、収益環境に強い追い風が吹いている。
■モルフォ <3653> 1,031円 (+30円、+3.0%)
モルフォ <3653> [東証G]が大幅高で3日ぶりに反発。9日、ルネサスエレクトロニクス <6723> [東証P]のRZパートナエコシステムに参画したと発表しており、これが好材料視された。ルネサスRZエコシステムは、人工知能、ヒューマンマシンインターフェース、産業用ネットワークアプリケーションの設計をサポートするシステム。今回の参画により、モルフォのディープラーニング推論エンジン「SoftNeuro」及び「みまもりAI:Duranta」がルネサスのサイトに掲載されるとしている。
■ユーグレナ <2931> 952円 (+25円、+2.7%)
ユーグレナ <2931> [東証P]が続伸。同社は9日、理化学研究所との研究グループが、ゲノム編集で遊泳不全ミドリムシの作出に成功したと発表しており、これが材料視されたようだ。遊泳不全ミドリムシ株は、べん毛を持たず遊泳能力を欠くことから、培養液を静置するだけでほぼ全量のミドリムシが沈殿するため、ミドリムシの回収がしやすいのが特長。今回の研究成果は、食品やバイオ燃料などの原料として産業利用されているミドリムシの生産効率向上につながることが期待できるという。
■サムコ <6387> 3,250円 (+85円、+2.7%)
サムコ <6387> [東証P]が続伸。8日の取引終了後に発表した23年7月期の単独業績予想で、売上高77億円(前期比20.3%増)、営業利益16億2000万円(同18.1%増)、純利益10億8000万円(同2.6%増)と2ケタ営業増益で最高益更新を見込むことが好感された。期首受注残高が50億2700万円(前年同期比66.1%増)と豊富にあるほか、同社装置需要は引き続き拡大基調にあり、オプトエレクトロニクス分野で通信用レーザーやマイクロLED用途、電子部品分野で高周波デバイス、パワーデバイス、各種センサー用途などでの受注を想定している。また、実装・表面処理分野では引き続きアクアプラズマを重点製品として販売活動を進めるとしている。なお、想定為替レートは1ドル=130円としている。22年7月期決算は、売上高64億100万円(前の期比11.4%増)、営業利益13億7100万円(同38.6%増)、純利益10億5200万円(同39.3%増)だった。
■識学 <7049> 728円 (+17円、+2.4%)
識学 <7049> [東証G]が3日ぶりに反発。9日午前10時ごろ、子会社で、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールチームの福島ファイヤーボンズを運営する福島スポーツエンタテインメントが、人気YouTuberのヒカル氏と共同で、福島の復興に向けた支援を実施すると発表しており、これが好材料視されたようだ。ヒカル氏がクリエイティブディレクターを務めるアパレルブランド「ReZARD」と協力し、「ReZARD」×「福島ファイヤーボンズ」の商品を開発し、これらの商品をふるさと納税の返礼品として展開する。ふるさと納税による寄付金を通じて自治体の復興支援、被災地支援の後押しとなることを目指すとしている。
■クリングル <4884> 470円 (+10円、+2.2%)
クリングルファーマ <4884> [東証G]が3日ぶりに反発。9日午前9時30分ごろ、慶應義塾と共同で脊髄損傷に対する組み換えヒトHGFタンパク質(HGF)と iPS細胞併用治療に関する特許出願を行ったと発表しており、これが好感された。同社は現在、慶應義塾大学と新規の脊髄損傷治療に関する共同研究を進めており、その成果の一つとして、慢性期完全脊髄損傷モデル動物に対してiPS細胞由来神経幹/前駆細胞とHGF及びスキャフォールド(足場基材)を併用することにより機能回復が得られることを発見。今年3月に共同で特許出願を行っている。今回は、重度の脊髄損傷モデル動物に対して、急性期にHGFを投与することに加え、亜急性期にiPS細胞由来神経幹/前駆細胞を移植したところ、各単独投与群に比べ顕著な運動機能の回復がみられたことから、2件目の特許出願を行ったという。なお、同件による22年9月期業績への影響はないとしている。
■ブシロード <7803> 1,683円 (+33円、+2.0%)
ブシロード <7803> [東証G]が続伸。8日の取引終了後、子会社の新日本プロレスリングが今年で設立50周年を迎えることを記念して、記念特別株主優待を実施すると発表した。22年6月末時点で100株以上を保有する株主(応募者)のなかから抽選で50人に23年1月4日に開催される「WRESTLE KINGDOM 17 in東京ドーム」の招待チケットを贈呈するという。更なる株主還元への期待も買いにつながっているようだ。
■第一生命HD <8750> 2,406円 (+29円、+1.2%)
第一生命ホールディングス <8750> [東証P]が3日続伸。そのほか、T&Dホールディングス <8795> [東証P]など大手生保株が買われる展開となった。前日8日に米国ではパウエルFRB議長がパネル討論に参加し、改めてインフレ抑制のために金融引き締め政策を継続的に行うことに言及しており、米10年債利回りが終値ベースで3.32%台まで上昇した。これを背景に米国株市場ではバンカメ
■三栄建築 <3228> 1,641円 (+18円、+1.1%)
三栄建築設計 <3228> [東証P]が続伸。8日の取引終了後、東京・銀座で賃貸管理業を営む太陽ビルデイング(東京都中央区)の全株式を取得し、太陽ビルデイング及びその100%子会社である宇伸恒産(同)を連結子会社化したと発表しており、これが好感された。太陽ビルデイングの保有するビルは、三栄建築の保有するビルの隣地にあり、将来これらを一体の不動産として再開発することを見据えて子会社化したという。取得価額は非開示。なお、同件による23年8月期業績への影響は現在精査中としている。
※9日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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