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三井海洋開発のニュース
「洋上風力発電」が23位にランク、再生可能エネルギーの柱として息の長いテーマに<注目テーマ>
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1 アンモニア
2 全固体電池
3 半導体
4 再生可能エネルギー
5 水素
6 2020年のIPO
7 デジタルトランスフォーメーション
8 旅行
9 2021年のIPO
10 人工知能
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「洋上風力発電」が23位と、引き続き根強い人気に支えられランクインしている。
政府は20年10月、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする目標を打ち出したが、それに伴い今後導入が加速される再生可能エネルギーのなかでも、特にその導入拡大が期待される電源が洋上風力発電である。昨年12月15日に開催された洋上風力の産業競争力強化に向けた官民協議会でも、40年の発電能力を3000万~4500万キロワット(30~45ギガワット)とする目標を固めた。1ギガワットは原発1基の発電容量とほぼ同じなため、最大で原発45基分に相当する規模となり、再生可能エネルギーの柱となることが期待されている。
過去10年、海外諸国が積極的に洋上風力の諸制度を整備し促進してきた一方、日本の取り組みの遅れは深刻であり、技術やコスト面で海外勢に比べて大幅に劣勢であることから、実現性については不透明感があるが、方向性が打ち出されたことは評価できる。環境省は日本国内の海域で、洋上風力を最大でどの程度導入できる可能性があるのかという導入ポテンシャルに関して、15年に最大14億1276万キロワットとする試算を出しており、これを考慮すると今後の関連企業のビジネスチャンスは大きいだろう。
この日の関連銘柄の動きは三井海洋開発<6269.T>、三井E&Sホールディングス<7003.T>、日立造船<7004.T>などが堅調な動き。航空部門の損益改善見通しが報じられたIHI<7013.T>は大幅高となっている。
出所:MINKABU PRESS
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