タツモ、前期経常を3％上方修正・最高益予想を上乗せ

　タツモ <6266> が2月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。21年12月期の連結経常利益を従来予想の21.6億円→22.1億円(前の期は18.4億円)に2.7％上方修正し、増益率が16.8％増→20.0％増に拡大し、従来の4期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.3億円→13.9億円(前年同期は6.4億円)に4.3％増額し、増益率が2.1倍→2.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年12月期及び今後の業績動向を勘案し、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、税法上の繰越欠損金について、従来は繰延税金資産を認識していなかった将来減算一時差異の一部について回収が見込めることとなりました。これに伴い繰延税金資産130百万円（法人税等調整額△130百万円）を計上する見込みであります。以上の事から、2021年12月期通期連結業績予想を修正いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。