決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … 信越化、富士通ゼ、オービック (1月28日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月27日から28日の決算発表を経て29日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.4　タカキタ <6325>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比31.2％減の3億6600万円に落ち込み、通期計画の7億円に対する進捗率は52.3％にとどまり、5年平均の85.2％も下回った。

▲No.5　航空電子 <6807>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比31.0％減の112億円に落ち込んだが、通期計画の140億円に対する進捗率は80.2％となり、5年平均の78.2％とほぼ同水準だった。

▲No.6　タツタ <5809>
　20年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比19.9％減の30.1億円に減ったが、通期計画の35.5億円に対する進捗率は84.9％となり、5年平均の85.5％とほぼ同水準だった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<4733> ＯＢＣ 　　　　東１ 　 -10.77 　　1/28　　　3Q　　　　2.41
<4549> 栄研化 　　　　東１　　 -8.42 　　1/28　　　3Q　　　　1.84
<4684> オービック 　　東１　　 -6.26 　　1/28　　　3Q　　　 11.70
<6325> タカキタ 　　　東１　　 -6.25 　　1/28　　　3Q　　　-31.20
<6807> 航空電子 　　　東１　　 -6.24 　　1/28　　　3Q　　　-30.99

<5809> タツタ 　　　　東１　　 -5.16 　　1/28　　　3Q　　　-19.90
<4462> 石原ケミ 　　　東１　　 -3.99 　　1/28　　　3Q　　　-25.71
<6755> 富士通ゼ 　　　東１　　 -3.64 　　1/28　　　3Q　　　 22.60
<8566> リコーリース 　東１　　 -3.08 　　1/28　　　3Q　　　　3.57
<6210> 洋機械 　　　　東１　　 -2.22 　　1/28　　　3Q　　　-20.16

<8521> 長野銀 　　　　東１　　 -2.07 　　1/28　　　3Q　　　-22.76
<8818> 京阪神ビル 　　東１　　 -1.95 　　1/28　　　3Q　　　　5.87
<1934> ユアテック 　　東１　　 -1.19 　　1/28　　　3Q　　　-50.47
<8140> リョーサン 　　東１　　 -1.14 　　1/28　　　3Q　　　 -7.29
<4063> 信越化 　　　　東１　　 -0.48 　　1/28　　　3Q　　　　0.25

<9277> 総合メデＨＤ 　東１　　 -0.05 　　1/28　　　3Q　　　 17.30

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした29日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース