バーチャレク、前期経常を33％上方修正

　バーチャレクス・ホールディングス <6193> [東証Ｇ] が4月18日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.4億円(前の期は4.9億円)に33.3％上方修正し、減益率が33.6％減→11.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.6億円→2.7億円(前年同期は2.3億円)に65.9％増額し、一転して15.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　通期の連結業績予想につきまして、２月13日に公表した売上高は堅調に推移している中、当第４四半期連結会計期間（2024年１月１日～2024年３月31日）において、当社の出資する投資事業組合（12月決算）が保有する株式（出資）の複数銘柄においてドル建ての評価益が発生するとともに、当該評価益の為替換算においても、昨今の急激な円安ドル高の影響を受け、投資事業組合運用益64百万円を営業外収益として計上することとなりました。また、上記に加え、売上原価、販売費及び一般管理費の圧縮を行った結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益について、いずれも前回予想を上回る見込みとなりましたので、上記の通り修正いたします。