中村超硬、前期経常を赤字縮小に上方修正

　中村超硬 <6166> [東証Ｇ] が4月26日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の5億6000万円の赤字→5億5300万円の赤字(前の期は6500万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の5億円の黒字→1億4400万円の黒字(前の期は1億2400万円の赤字)に71.2％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3億5500万円の赤字→3億4800万円の赤字(前年同期は2300万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高、営業利益、経常利益につきましては、ほぼ前回修正時に公表した数値となる見込みでありますが、前回修正時に公表した業績予想数値に法人税等調整額を織り込んでおらず、2024年３月期第４四半期連結会計期間において法人税等調整額408百万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益については144百万円となる見通しであります。