決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 凸版、ＤｙＤｏ、明星電 (8月27日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の8月26日から27日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　明星電 <6709>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の経常損益(非連結)は1億8800万円の赤字(前年同期連結は7100万円の赤字)に赤字幅が拡大した。

▲No.2　凸版 <7911>
　21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比49.4％減の24.6億円に落ち込んだ。

▲No.3　太陽工機 <6164>
　20年12月期第2四半期累計(1-6月)の経常利益(非連結)は前年同期比71.6％減の2.9億円に大きく落ち込み、通期計画の6.4億円に対する進捗率は45.8％にとどまり、4年平均の51.8％も下回った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6709> 明星電 　　　　東２　　 -7.60 　　8/27　　　1Q　　　　赤拡
<7911> 凸版 　　　　　東１　　 -3.52 　　8/27　　　1Q　　　-49.41
<6164> 太陽工機 　　　ＪＱ　　 -1.85 　　8/27　　上期　　　-71.61
<2590> ＤｙＤｏ 　　　東１　　 -1.38 　　8/27　　上期　　　 37.54

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース