223円
エスクロー・エージェント・ジャパンのニュース
日経平均株価
始値 21346.04
高値 21494.85(10:47)
安値 21315.39(12:42)
大引け 21431.49(前日比 +128.84 、 +0.60% )
売買高 11億6836万株 (東証1部概算)
売買代金 2兆0922億円 (東証1部概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は3日続伸、一時フシ目の2万1500円に迫る場面も
2.取引時間中に為替市場でドル高・円安方向に振れ、これが追い風材料に
3.為替に連動した海外ファンドの先物買いが、日経平均押し上げに寄与
4.米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑が売りを誘い一時値を消す
5.貴金属や非鉄市況上昇を背景に非鉄株が買われ、円安で自動車も堅調
■東京市場概況
3連休明けの米国市場では、NYダウは8ドル高と小幅に続伸した。好決算を発表したウォルマートが上昇したほか、プロクター&ギャンブルなど小売りや消費関連株が買われ指数を押し上げた。
東京市場ではリスクを取る動きが継続し、日経平均株価は一時フシ目の2万1500円近辺まで水準を切り上げる場面があった。後場寄りにいったん値を崩したが、その後は再び売り物を吸収して上値指向となった。
20日の東京市場は、やや過熱感が意識されるなかも強基調を維持した。前日の米国株市場で主要指数が小幅ながら高く引けたことや、取引時間中に外国為替市場で1ドル=110円90銭台までドル高・円安に振れたことが全体相場にポジティブに作用した。本日はドル円相場と日経平均の連動性が高い1日だった。また、先物に海外ファンド筋とみられる買いが入り、裁定取引を通じて日経平均に浮揚効果が働いた。ワシントンで再開した米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑などから後場寄り急速に値を消す場面もあったが、その後は改めて買い直される展開となった。業種別には貴金属や非鉄金属市況の上昇を反映して非鉄株が買われたほか、為替感応度の高い自動車株などに物色の矛先が向かった。東証1部の売買代金は2兆円台はキープしたものの薄商いだった。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>が群を抜く売買代金で高いほか、ソニー<6758>も上値追い。トヨタ自動車<7203>も買いが優勢だった。三菱商事<8058>が買われ、ダイキン工業<6367>も堅調。アルコニックス<3036>が大幅高に買われ、エスクロー・エージェント・ジャパン<6093>、ペッパーフードサービス<3053>も値を飛ばした。シャープ<6753>も活況高。ソースネクスト<4344>も商いを伴い高い。
半面、富士通<6702>が売られたほか、東京エレクトロン<8035>も冴えない。アンリツ<6754>も利益確定の売りに押された。レオパレス21<8848>が反落、アウトソーシング<2427>も大きく値を下げた。TOKYO BASE<3415>、ポーラ・オルビスホールディングス<4927>が下落、TOYO TIRE<5105>、IBJ<6071>も安い。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はSBG <9984> 、ダイキン <6367> 、中外薬 <4519> 、リクルート <6098> 、ヤマハ <7951> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約71円。うち41円はSBG1銘柄によるもの。
一方、マイナス寄与の上位5銘柄は東エレク <8035> 、トレンド <4704> 、TDK <6762> 、コナミHD <9766> 、昭和シェル <5002> 。押し下げ効果は約13円。
東証33業種のうち上昇は22業種。上昇率の上位5業種は(1)非鉄金属、(2)電気・ガス業、(3)卸売業、(4)陸運業、(5)輸送用機器。一方、下落率の上位5業種は(1)石油石炭製品、(2)鉱業、(3)証券商品先物、(4)水産・農林業、(5)倉庫運輸関連。
■個別材料株
△フィット <1436> [東証M]
不動産投資型クラウドファンディグ事業を開始。
△テラ <2191> [JQ]
提携先の台湾VB社が同社技術を用いたがん治療用免疫細胞の加工を開始。
△エスクリ <2196>
2.5%を上限に自社株買いを実施。
△アマナ <2402> [東証M]
今期経常は36%増益へ。
△不二製油G <2607>
米ブロマー社の買収説明会を開催。
△J―HD <2721> [JQ]
今期経常は4.2倍増益へ。
△アルコニクス <3036>
期末配当の1円増額と自社株買いを発表。
△テクポイント <6697> [東証M]
映像受信用半導体がAndroidカーナビ華南大手メーカーに採用。
△MTG <7806> [東証M]
美容ブランド「ReFa」初の家電量販店インショップをオープンへ。
△丹青社 <9743>
三菱UFJMS証券が新規に買い推奨。
▼カルビー <2229>
SMBC日興証券が目標株価を2900円へ引き下げ。
▼MORESC <5018>
今期経常を一転14%減益に下方修正。
東証1部の値上がり率上位10傑は(1)アルコニクス <3036> 、(2)CKサンエツ <5757> 、(3)アルヒ <7198> 、(4)エスクロAJ <6093> 、(5)ペッパー <3053> 、(6)ベクトル <6058> 、(7)シークス <7613> 、(8)シャープ <6753> 、(9)大平金 <5541> 、(10)ライクKN <6065> 。
値下がり率上位10傑は(1)レオパレス <8848> 、(2)アウトソシン <2427> 、(3)AOITYO <3975> 、(4)PCA <9629> 、(5)ヨシムラHD <2884> 、(6)T-BASE <3415> 、(7)三井ハイテク <6966> 、(8)ポーラHD <4927> 、(9)キング <8118> 、(10)スカラ <4845> 。
【大引け】
日経平均は前日比128.84円(0.60%)高の2万1431.49円。TOPIXは前日比6.95(0.43%)高の1613.47。出来高は概算で11億6836万株。東証1部の値上がり銘柄数は1196、値下がり銘柄数は846となった。日経ジャスダック平均は3438.65円(7.51円高)。
[2019年2月20日]
株探ニュース
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