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ウィルG、今期税引き前を一転3%増益に上方修正

配信元:株探
投稿:2021/08/06 15:00
 ウィルグループ <6089> が8月6日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比17.3%増の11.4億円に伸びた。
 併せて、通期の同利益を従来予想の32.7億円→39.2億円(前期は37.8億円)に19.9%上方修正し、一転して3.5%増益見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の11.5億円→19.5億円(前年同期は20.8億円)に69.6%上方修正し、減益率が44.8%減→6.5%減に縮小する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.5%→3.6%とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年3月期第2四半期連結累計期間における売上収益につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種が促進されたこと等によって、抑制されていた企業の採用活動が再開したことから、国内、海外での人材紹介売上が当初予想を上回る見通しとなりました。加えて前提としていた為替レートと比較して、シンガポールドル、オーストラリアドルともに円安に推移したことも後押しとなりました。 営業利益につきましては、人材紹介売上が増加し、売上総利益が伸長したことにより、当初予想を大きく上回る見通しとなりました。 税引前利益、四半期利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては、営業利益が当初予想を大きく上回ることを主要因として、当初業績予想を上回る見通しとなりました。 通期連結業績予想についても、第2四半期連結累計期間の修正内容を踏まえて修正いたします。ただし、第3四半期以降の業績については、前提とする為替レートは見直すものの、世界規模で新型コロナウイルス感染症の変異株拡大により事業環境の先行きが不透明なこと、中長期シナリオ実現のために、注力する介護領域の人材紹介、建設技術者人材サービス領域、スタートアップ人材支援領域において、営業人員、コンサルタント人員の増員等の先行投資を予定通り実施するため、当初予想から大きな変更はありません。(注)上記の業績予想につきましては、当社が発表日現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
配信元: 株探
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