こころネット、今期経常を27％下方修正

　こころネット <6060> [ＪＱ] が10月29日大引け後(16:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の5億2500万円→3億8500万円(前期は1億5300万円)に26.7％下方修正し、増益率が3.4倍→2.5倍に縮小する見通しとなった。
　ただ、4-9月期(上期)の連結経常損益は従来予想の1億7800万円の黒字→2億2000万円の黒字(前年同期は6600万円の赤字)に23.6％上方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　１．連結業績予想（１）第２四半期累計期間　売上高につきましては、まん延防止等重点措置の発出等により、婚礼事業において婚礼施行件数並びに婚礼施行単価の回復が停滞した一方、石材事業において石材卸売数量並びに石材小売数量が好調に推移したこと等から、ほぼ前回発表予想のとおりの見込みとなりました。　利益面につきましては、売上原価の低減、販売費及び一般管理費の圧縮に努めたこと等により、前回発表予想を上回る見込みとなりました。（２）通期　前回発表時点においては、新型コロナウイルス感染症による影響が2022年３月期上期中は継続するものの、2022年３月期下期以降は緩やかに回復することを前提とし、連結業績予想を算出しておりました。しかしながら、未だに感染拡大の動向や収束時期が見通せないことから、各事業とも感染症による影響が今期末まで継続するものと前提を変更し、連結業績予想を算出し直しました。その結果、売上高、利益面とも前回発表予想を下回る見込みとなりました。２．個別業績予想（１）第２四半期累計期間　売上高につきましては、ほぼ前回発表予想のとおりの見込みとなりました。　利益面につきましては、経費圧縮に努めたこと等により、前回発表予想を上回る見込みとなりました。（２）通期　第２四半期累計期間における修正の理由により、利益面が前回発表予想を上回る見込みとなりました。（注）本資料における上記の予想を含む記述は、発表日現在に入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績・結果は予想数値あるいは見通しと異なる場合があります。