ウチヤマＨＤが大幅続落、９月中間期大幅減益を嫌気、天候不順でカラオケや飲食事業苦戦

　ウチヤマホールディングス<6059.T>が大幅続落。１０日の取引終了後に発表した第２四半期累計（４～９月）連結決算が、売上高１１６億１０００万円（前年同期比９．２％増）、営業利益７億５０００万円（同３３．１％減）、純利益４億７８００万円（同６６．６％減）と大幅減益となったことが嫌気されている。介護付き有料老人ホーム２カ所を開設したほか、ショートステイ２事業所、デイサービスセンター１事業所を新規開設するなど、介護事業で積極的な展開を図り売上高を伸ばしたが、これら新設拠点で費用が先行したことに加えて、カラオケ事業や飲食事業が天候不順の影響から大幅減益となったことが全体利益を圧迫した。
　なお、１５年３月期通期業績予想は売上高２４５億５０００万円（前期比１２．８％増）、営業利益２３億９１００万円（同１２．８％増）、純利益１２億４１００万円（同４４．０％減）の従来予想を据え置いている。

ウチヤマＨＤの株価は１２時４２分現在６２０円（▼４５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）