イワブチ、今期最終を4.3倍上方修正

　イワブチ <5983> [東証Ｓ] が1月24日大引け後(15:15)に業績修正を発表。23年3月期の連結最終利益を従来予想の1.7億円→7.3億円(前期は7.5億円)に4.3倍上方修正し、減益率が77.4％減→3.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の1.4億円→7億円(前年同期は5.7億円)に4.8倍増額し、一転して23.8％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高は、新製品の投入等、積極的な拡販に努めておりますが、ケーブルテレビ事業者や移動体キャリア向け製品の需要が低調に推移していることから、前回発表予想を下回る見通しとなりました。　営業利益及び経常利益は、原材料価格の高騰や年金運用収益の悪化を見込んではいるものの、収益性・生産性両面の向上に努めた結果、前回発表予想並みとなる見通しとなり、親会社株主に帰属する当期純利益は、これらの要因に加え、上記１．に記載のとおり特別利益(負ののれん発生益)が見込まれることから、前回発表予想を上回る見通しとなりました。※上記の業績予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。