決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … コックス、シグマ光機、Ｊグループ (4月9日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月8日から9日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ＨＫＳ <7219>
　21年8月期の連結経常利益を従来予想の2億1500万円→3億2000万円(前期は1億4000万円)に48.8％上方修正し、増益率が53.6％増→2.3倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　ノダ <7879>
　21年11月期第1四半期(20年12月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比39.6％増の9.7億円に拡大し、12-5月期(上期)計画の14億円に対する進捗率は69.3％に達し、5年平均の50.2％も上回った。

★No.4　マルゼン <5982>
　21年2月期の連結経常利益は前の期比28.6％減の37.1億円になったが、22年2月期は前期比10.5％増の41億円に伸びる見通しとなった。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<7219> ＨＫＳ 　　　　ＪＱ 　 +26.07 　　4/ 9　　上期　　　288.37
<7879> ノダ 　　　　　東２　　 +6.97 　　4/ 9　　　1Q　　　 39.57
<4735> 京進 　　　　　東２　　 +5.98 　　4/ 9　　　3Q　　　-24.24
<5982> マルゼン 　　　東２　　 +5.92 　　4/ 9　本決算　　　 10.51
<7713> シグマ光機 　　ＪＱ　　 +2.66 　　4/ 9　　　3Q　　　 19.03

<9313> 丸八倉 　　　　東２　　 +1.58 　　4/ 9　　　1Q　　　　3.83
<7975> リヒトラブ 　　東２　　 +1.52 　　4/ 9　本決算　　　　3.17
<8931> 和田興産 　　　東２　　 +1.28 　　4/ 9　本決算　　　 14.70
<2872> セイヒョー 　　東２　　 +1.23 　　4/ 9　本決算　　　 22.81
<3063> Ｊグループ 　　東Ｍ　　 +1.22 　　4/ 9　本決算　　　　　－

<9876> コックス 　　　ＪＱ　　 +0.54 　　4/ 9　本決算　　　　黒転
<2668> タビオ 　　　　東２　　 +0.10 　　4/ 9　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース