フジマック、今期経常を一転11％減益に下方修正

　フジマック <5965> [東証２] が8月9日昼(12:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比63.8％減の1.4億円に大きく落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の24億円→19.5億円(前期は21.8億円)に18.8％下方修正し、一転して10.6％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の11.4億円→8.5億円(前年同期は11.3億円)に25.4％下方修正し、一転して24.9％減益見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の4.2％→1.7％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第1四半期累計期間の業績につきましては、売上高は前年同期比増加したものの大型物件の遅延により当初予想を下回ったため、また、製造コストの上昇に加え、現場経費の増加及び新製品開発に伴う研究開発費の増加等により、営業利益、経常利益、当期純利益ともに当初予想を下回ることとなりました。これに伴い、第2四半期累計期間及び通期の業績について、当初の予想を修正しております。（注）上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。実際の業績等は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。