決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ファストリ、ディップ、ローソン (7月11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の7月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　いちご <2337>
　20年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比45.8％増の76億円に拡大し、通期計画の228億円に対する進捗率は33.4％に達し、5年平均の20.5％も上回った。

★No.2　東洋電 <6505>
　19年5月期の連結経常利益は前の期比3.9％減の4.9億円になったが、20年5月期は前期比2.2倍の11億円に拡大する見通しとなった。

★No.3　三協立山 <5932>
　19年5月期の連結経常利益は前の期比59.9％減の6.1億円に落ち込んだが、従来予想の4億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2337> いちご 　　　　東１ 　 +13.81 　　7/11　　　1Q　　　 45.81
<6505> 東洋電 　　　　東１ 　 +12.53 　　7/11　本決算　　　122.22
<5932> 三協立山 　　　東１ 　 +10.02 　　7/11　本決算　　　500.65
<2379> ディップ 　　　東１　　 +6.85 　　7/11　　　1Q　　　 15.91
<8289> オリンピック 　東１　　 +6.24 　　7/11　　　1Q　　　135.85

<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東１　　 +4.75 　　7/11　　　3Q　　　 24.12
<9983> ファストリ 　　東１　　 +4.38 　　7/11　　　3Q　　　　4.10
<2651> ローソン 　　　東１　　 +3.67 　　7/11　　　1Q　　　 11.08
<3280> エストラスト 　東１　　 +1.95 　　7/11　　　1Q　　　　黒転
<7487> 小津産業 　　　東１　　 +1.04 　　7/11　本決算　　　-25.30

<9765> オオバ 　　　　東１　　 +0.81 　　7/11　本決算　　　　8.60
<8908> 毎コムネット 　東１　　 +0.68 　　7/11　本決算　　　　5.45
<6199> セラク 　　　　東１　　 +0.61 　　7/11　　　3Q　　　 40.89
<9740> ＣＳＰ 　　　　東１　　 +0.37 　　7/11　　　1Q　　　　9.06

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース