高田機、前期経常を23％下方修正

　高田機工 <5923> [東証Ｓ] が4月26日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の6.4億円→4.9億円(前の期は9.3億円)に23.4％下方修正し、減益率が31.7％減→47.7％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の4億円→2.5億円(前年同期は2.3億円)に37.2％減額し、増益率が74.5％増→9.5％増に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の業績につきましては、年度後半に橋梁事業・鉄構事業ともに進捗が停滞し、採算の悪化した工事が発生したことで、売上高は業績予想に届かず、営業利益・経常利益も業績予想を下回る見込みであります。また、収益性低下からの改善に取り組んでいる鉄構事業の回復が遅れており、特別損失（固定資産の減損損失）を計上する予定のため、当期純利益も業績予想を下回る見込みであります。　上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と大きく異なる可能性があります。