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ホッカンホールディングスのニュース
20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:フェイスブック下落は織り込むも下へのバイアスが強まるか
■決算チェック:日本郵政の18年3月期業績予想を上方修正、日本郵便の収益上振れを再評価
■前場の注目材料:洋缶HD<5901>ホッカンHD<5902>との統合見直し検討
■フェイスブック下落は織り込むも下へのバイアスが強まるか
20日の日本市場は不安定な相場展開になりそうだ。週明け19日の米国市場ではNYダウが335ドル安となった。フェイスブックによる情報漏えい問題を巡り、欧米議会で調査を求める動きが活発化。他のハイテク企業でも起こり得るとの懸念も強く、ハイテク株を中心に売りが先行した。また、中国との貿易摩擦問題への懸念も不安材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の21120円だった。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しようが、その後も押し目買いを入れづらい需給状況である。また、フェイスブックの情報漏えい問題については昨日の段階で報じられていたこともあり、織り込まれている面はある。ソニー<6758>が4%を超える下げとなるなど、主力ハイテク株の弱い動きも目立っていたため、米株安の影響は限られる可能性はある。
しかし、日経平均へのインパクトの大きい値がさハイテク株の下落によって、日経平均は押し下げられやすいだろう。特に祝日を前に参加者は限られるなか、先物主導によるインデックス売買の影響はより大きくなるため、下へのバイアスが強まる展開には注意が必要だろう。昨日下げのきつかった中小型株についても、もう一段安となってくると、祝日明けには追加担保といった需給懸念も意識されてくる。もっとも、イレギュラー的な価格形成にもなりやすく、好業績や配当志向での押し目拾いのスタンスとなろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■日本郵政の18年3月期業績予想を上方修正、日本郵便の収益上振れを再評価
日本郵便、ゆうちょ銀行<7182>、かんぽ生命保険<7181>を擁する持株会社の日本郵政<6178>の18年3月期純利益は4500億円(前期は289億円の赤字)と従来予想の4000億円から上方修正され、市場コンセンサスの4200億円強を上回る水準を達成できる見込みだ。宅配大手が相次いで値上げを実施したため、昨秋以降、料金が比較的安い日本郵便の宅配便「ゆうパック」への荷物シフトが活発化し、同社収益を押し上げた。19年3月期も料金面での優位性が継続し、ゆうパックへ荷物のシフトが続き、同社の業績回復をリードしそうだ。2月14日に発表した17年4-12月期(第3四半期累計)決算を受けて、日本郵便の想定以上の収益上振れを評価する動きは見られたが、今回の通期上方修正をきっかけに再度見直しの流れとなることが期待される。現在の株価水準(3月20日終値)はPER12.8倍、PBR0.37倍、配当利回り3.9%という水準であり、割安感が強いとの指摘もある。
■前場の注目材料
・日銀、大規模な金融緩和を維持
・好業績銘柄への押し目買い意欲強い
・ドル円、1ドル106円00-10銭で落ち着く
・みずほ、メガ銀系列を超えた地銀との協業
・洋缶HD<5901>ホッカンHD<5902>との統合見直し検討
・いすゞ<7202>トラック・バス自動運転、日野自<7205>と実用化へ4技術
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
特になし
<海外>
・09:30 豪準備銀行が3月理事会議事要旨発表
<DM>
■株式見通し:フェイスブック下落は織り込むも下へのバイアスが強まるか
■決算チェック:日本郵政の18年3月期業績予想を上方修正、日本郵便の収益上振れを再評価
■前場の注目材料:洋缶HD<5901>ホッカンHD<5902>との統合見直し検討
■フェイスブック下落は織り込むも下へのバイアスが強まるか
20日の日本市場は不安定な相場展開になりそうだ。週明け19日の米国市場ではNYダウが335ドル安となった。フェイスブックによる情報漏えい問題を巡り、欧米議会で調査を求める動きが活発化。他のハイテク企業でも起こり得るとの懸念も強く、ハイテク株を中心に売りが先行した。また、中国との貿易摩擦問題への懸念も不安材料となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の21120円だった。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売りが先行しようが、その後も押し目買いを入れづらい需給状況である。また、フェイスブックの情報漏えい問題については昨日の段階で報じられていたこともあり、織り込まれている面はある。ソニー<6758>が4%を超える下げとなるなど、主力ハイテク株の弱い動きも目立っていたため、米株安の影響は限られる可能性はある。
しかし、日経平均へのインパクトの大きい値がさハイテク株の下落によって、日経平均は押し下げられやすいだろう。特に祝日を前に参加者は限られるなか、先物主導によるインデックス売買の影響はより大きくなるため、下へのバイアスが強まる展開には注意が必要だろう。昨日下げのきつかった中小型株についても、もう一段安となってくると、祝日明けには追加担保といった需給懸念も意識されてくる。もっとも、イレギュラー的な価格形成にもなりやすく、好業績や配当志向での押し目拾いのスタンスとなろう。
(株式部長・アナリスト 村瀬智一)
■日本郵政の18年3月期業績予想を上方修正、日本郵便の収益上振れを再評価
日本郵便、ゆうちょ銀行<7182>、かんぽ生命保険<7181>を擁する持株会社の日本郵政<6178>の18年3月期純利益は4500億円(前期は289億円の赤字)と従来予想の4000億円から上方修正され、市場コンセンサスの4200億円強を上回る水準を達成できる見込みだ。宅配大手が相次いで値上げを実施したため、昨秋以降、料金が比較的安い日本郵便の宅配便「ゆうパック」への荷物シフトが活発化し、同社収益を押し上げた。19年3月期も料金面での優位性が継続し、ゆうパックへ荷物のシフトが続き、同社の業績回復をリードしそうだ。2月14日に発表した17年4-12月期(第3四半期累計)決算を受けて、日本郵便の想定以上の収益上振れを評価する動きは見られたが、今回の通期上方修正をきっかけに再度見直しの流れとなることが期待される。現在の株価水準(3月20日終値)はPER12.8倍、PBR0.37倍、配当利回り3.9%という水準であり、割安感が強いとの指摘もある。
■前場の注目材料
・日銀、大規模な金融緩和を維持
・好業績銘柄への押し目買い意欲強い
・ドル円、1ドル106円00-10銭で落ち着く
・みずほ、メガ銀系列を超えた地銀との協業
・洋缶HD<5901>ホッカンHD<5902>との統合見直し検討
・いすゞ<7202>トラック・バス自動運転、日野自<7205>と実用化へ4技術
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
特になし
<海外>
・09:30 豪準備銀行が3月理事会議事要旨発表
<DM>
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