洋缶ＨＤ、前期経常を一転1％増益に上方修正

　東洋製罐グループホールディングス <5901> が5月21日大引け後(16:00)に業績修正を発表。20年3月期の連結経常利益を従来予想の245億円→280億円(前の期は277億円)に14.3％上方修正し、一転して0.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の87.8億円→122億円(前年同期は42.7億円)に39.8％増額し、増益率が2.1倍→2.9倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高および営業利益は、概ね前回予想通りに推移する見込みです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、保守的に見積もっていたことなどにより、前回予想を上回る見込みです。以上の理由から、2020年3月期（2019年4月1日～2020年3月31日）の業績予想を修正いたします。なお、2020年3月期の期末配当金につきましては、当初予定と変更ございません。※上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因により予想数値と異なる結果となる可能性があります。