最近　注目されたばかり。
隠れたリチウムイオン電池関連として、古河スカイに注目したい。同じ古河系の古河電池が同電池関連人気に乗って急騰しており、思惑を呼び込みやすい。

古河スカイは、リチウムイオン電池の集電体用アルミニウム箔およびそれを用いたリチウムイオン電池で特許を取得している。

電気自動車の次は燃料電池自動車が実用化されると見られているが、燃料電池に絡む水素貯蔵材料の開発にも着手しており、手掛かり材料に恵まれている。
今期０９年３月期は、原料高などの影響から、連結経常利益８８億円（前期比２５．８％減）見通しと後退する。ただ、７月納入分から、店売り・一般汎用品マーケット向けのアルミニウム板・押出加工費の改定を決定済み。この値上げ分は、業績予想に織り込まれておらず、増額要因となる。

株価は、５月２２日の高値２９４円形成後にもみ合い相場に入ったが、２５日移動平均線が下値支持線として作用。直近では、収れんの動きにあり、チャート妙味もある。

［ 株式新聞ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］
提供：モーニングスター社 (2008-06-18 09:51)