金利上昇局面でのバリュー株妙味
業種:鉄鋼
時価総額:182億円
PER:13.76倍
PBR: 0.56倍
大同特殊鋼系でステンレス鋼線の最大手。バネ、ネジ、シャフト、高合金・チタン等向けに軽量高強度の品質を極め、特にバネ用線は精密電子機器や精密電子医療部品用に用いられる。また、独自技術で製品開発されたステンレス鋼繊維の『ナスロン』は耐熱性に優れ、金属の強度と伸縮性を持っているため用途が幅広い。
業績面においては1/30に第3Q決算を発表し、累計および四半期業績ともに減収減益であったが、2Q比3Qでは増収増益となった。スマホ需要減退などの影響から在庫調整が長引いている一方で、延期されていた半導体メーカーの設備投資需要に復活の兆しが出ている事実は変わらず、回復基調にあるとみられる。
株価は全体地合い難の影響から調整色が強まっているとみられるが、昨秋の200日移動平均線付近で下げ渋る動きがみられる。この水準で下値固めしつつ、自律反発を待ちたいところと言える中、足元では米国の長期金利が上昇し始めてきており、バリュー株への投資妙味が強まりやすい展開を予想。
時価総額:182億円
PER:13.76倍
PBR: 0.56倍
大同特殊鋼系でステンレス鋼線の最大手。バネ、ネジ、シャフト、高合金・チタン等向けに軽量高強度の品質を極め、特にバネ用線は精密電子機器や精密電子医療部品用に用いられる。また、独自技術で製品開発されたステンレス鋼繊維の『ナスロン』は耐熱性に優れ、金属の強度と伸縮性を持っているため用途が幅広い。
業績面においては1/30に第3Q決算を発表し、累計および四半期業績ともに減収減益であったが、2Q比3Qでは増収増益となった。スマホ需要減退などの影響から在庫調整が長引いている一方で、延期されていた半導体メーカーの設備投資需要に復活の兆しが出ている事実は変わらず、回復基調にあるとみられる。
株価は全体地合い難の影響から調整色が強まっているとみられるが、昨秋の200日移動平均線付近で下げ渋る動きがみられる。この水準で下値固めしつつ、自律反発を待ちたいところと言える中、足元では米国の長期金利が上昇し始めてきており、バリュー株への投資妙味が強まりやすい展開を予想。