日鋳造、今期最終を一転15％減益に下方修正

　日本鋳造 <5609> [東証Ｓ] が10月25日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1500万円の黒字(前年同期は1000万円の赤字)に浮上して着地した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6億5000万円→4億8000万円(前期は5億6800万円)に26.2％下方修正し、一転して15.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比19.6％減の4億6500万円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は1億6100万円の赤字(前年同期は1100万円の赤字)に赤字幅が拡大したが、売上営業利益率は前年同期の0.3％→1.5％に改善した。

株探ニュース