1,297円
Laboro.AIのニュース
■ショーケース <3909> 399円 (+80円、+25.1%) ストップ高
ショーケース <3909> [東証S]がストップ高。さくらインターネット <3778> [東証P]が政府クラウドの提供事業者に初の国内勢として選出されたことで、前日まで2日連続のストップ高に買われる人気となったが、その流れを受けて、クラウド関連株に動意づく銘柄が増えている。そのなかショーケースは大底圏にあり、売り物が枯れていたこともあって物色人気に火がついた。ウェブサイト最適化技術を クラウドサービスで展開して、業績面では23年12月期は前期に続く赤字見通しながら、買収効果などを背景にトップラインの拡大が続いていることはポイントとなる。また、グループウェアのクラウドサービスなどで国内屈指のサイボウズ <4776> [東証P]と連携していることは、今後の業務展開でも大きくプラスに働く。
■ラボロAI <5586> 987円 (+150円、+17.9%) ストップ高
Laboro.AI <5586> [東証G]がストップ高。30日、ホームページ内の取引先実績ページに「Rapidus株式会社を追加した」と発表した。これを材料視した買いが入ったようだ。
■大真空 <6962> 848円 (+110円、+14.9%)
東証プライムの上昇率トップ。大真空 <6962> [東証P]が急反騰。29日に24年3月期第2四半期(7-9月)の決算説明会を開き、資料をホームページ上で公開した。台湾セグメントの7-9月期売上高と営業利益が、四半期ベースで回復基調が鮮明となったこと、フォトリソ製品の売上高が順調に拡大していることなどが示された。更に、来期は車載向けが堅調に推移し、通信向けは回復基調が継続するとの見通しも明らかにしており、今後の業績回復を期待した買いを集めたようだ。水晶振動子で同業の日本電波工業 <6779> [東証P]、リバーエレテック <6666> [東証S]にも買いの流れが広がった。
■黒崎播磨 <5352> 11,230円 (+1,270円、+12.8%)
東証プライムの上昇率2位。黒崎播磨 <5352> [東証P]が続急騰。SMBC日興証券が29日付で投資評価「1」、目標株価1万3100円で新規にカバレッジを開始したことが材料視された。同証券によると、インドにおける成長と国内の収益力強化を評価。電炉シフトが高品質な耐火物の需要を喚起するだろうともしており、足もとの株価水準は依然として魅力的とした。
■フィルC <3267> 596円 (+65円、+12.2%)
フィル・カンパニー <3267> [東証S]が6日ぶり急反騰。29日の取引終了後、23年11月期業績予想について売上高を70億円から60億円(前期比37.0%増)へ、営業利益を2億5000万円から2億円(同18.3%増)へ下方修正すると発表した。ただ、第3四半期累計時点で営業赤字であることから、通期で黒字確保の見通しを維持したことが安心感を誘い、買われたようだ。下方修正の理由は、「請負受注スキーム」の上期の受注高が当初想定を下回ったことや、「開発販売スキーム」のプロジェクトの販売引き渡しが一部来期にずれ込んだこととしている。
■ARM <8769> 487円 (+36円、+8.0%)
アドバンテッジリスクマネジメント <8769> [東証S]が3日ぶり急反発。同社は30日午後1時ごろ、クラウド型復職/両立支援システムのオンラインリワークプログラム「eRework(イーリワーク)」をファミリーマート(東京都港区)に提供したと発表。これが株価を刺激したようだ。イーリワークは、オンラインで受けられる3週間のリワークプログラムに加え、復職後のフォローアップ、復職者を受け入れる職場の体制整備支援を含めた総合パッケージサービス。「認知行動療法」をベースとしたeラーニングをはじめとし、再発防止のためのワークやGPSを活用した移動訓練、カウンセラーによる面談などで多角的に現在の状態をスコア化するという。
■いい生活 <3796> 525円 (+33円、+6.7%)
いい生活 <3796> [東証S]が急反発。30日、不動産の賃貸業者間流通サイト「いい生活 Square」の新機能として、初期費用自動計算機能をリリースしたと発表。賃貸仲介業者の業務効率化につながると期待され、利用拡大による収益貢献を期待した買いを誘ったようだ。サイト上で広告物件を表示した際に、見積もり概算ボタンを押すことで、初期費用項目の金額が自動で計算される。入居希望者の問い合わせに迅速に対応できるといった効果が見込めるという。
■シンシア <7782> 561円 (+34円、+6.5%)
シンシア <7782> [東証S]が続急伸。30日午後1時ごろ、リユース業界向けパッケージシステムを手掛けるタロスシステムズ(千葉市美浜区)の発行済み株式51%を取得し、連結子会社化すると発表。これが材料視された。タロスシステムズの子会社化により、シンシアが得意とするWebマーケティングノウハウとの融合で今後の更なる顧客拡大やサービス向上へとつなげたい狙い。
■ハウスコム <3275> 890円 (+53円、+6.3%)
ハウスコム <3275> [東証S]が続急伸。29日の取引終了後に自社株買いを実施すると発表しており、これが好感された。取得上限は8万株(自己株式を除く発行済み株数の1.0%)、または7600万円。期間は11月30日から来年7月31日まで。取締役や従業員に対するインセンティブ・プランに活用するため。
■野村マイクロ <6254> 11,430円 (+550円、+5.1%)
野村マイクロ・サイエンス <6254> [東証P]が続急伸。 半導体関連は主力銘柄の上値がやや重くなっているものの、時価総額が比較的小さい中小型株で成長期待の強い銘柄に物色の矛先が向いている。そのなか、21年3月期を境に売上高・利益ともに急成長局面に突入している同社株にマーケットの視線が集まった。同社は最高純度の水を提供する超純水装置の大手であり、半導体業界向けで高水準の受注を積み上げている。売上高全体の7割を海外で占めるが、特に東アジア地域に重点を置き、半導体王国である韓国・台湾向けで実績が高い。同社の主要顧客は韓国サムスン電子で、半導体市況の底入れ観測も追い風に旺盛な設備投資需要を取り込んでいる。24年3月期は営業利益が前期比47%増の96億5000万円を予想するが、上期実績を考慮すると上振れして100億円台に乗せる可能性もある。
■アドテスト <6857> 4,681円 (+194円、+4.3%)
アドバンテスト <6857> [東証P]が大幅反発。同社は29日、投資家向けの技術説明会を開催。資料をホームページ上で公開した。半導体メモリー市場について、生成AIの普及を背景に高性能メモリーの需要が急拡大するとの見通しのもと、HBM(広帯域メモリー)は2023年から27年の5年間の平均成長率が52%程度となるとの市場予測を提示。半導体向け検査装置を手掛けるアドテストはHBM向けで現状、高いシェアを持つとし、広範な製品ポートフォリオを生かしつつ、リサーチや開発を進めているという。検査装置事業の更なる拡大を期待した投資家の買いが集まったようだ。
■トヨカネツ <6369> 3,715円 (+140円、+3.9%)
トーヨーカネツ <6369> [東証P]が大幅反発。29日の取引終了後、24年3月期の連結業績予想の修正を発表した。最終利益の見通しを24億円から28億円(前期比17.7%増)に引き上げた。年間配当予想も30円増額し180円(前期比33円増配)に見直しており、これらを好感する流れとなった。AZ-COM丸和ホールディングス <9090> [東証P]の株式売り出しに際し、トヨカネツは保有する株式の一部を売却する。投資有価証券売却益は約11億6600万円で、特別利益を計上する。一方、次世代エネルギー開発事業での新設タンク案件の受注見込みにずれが発生したほか、みらい創生事業でのM&A展開の鈍化、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連を含む費用が想定を上回る見込みとなったことなどを踏まえ、売上高と営業利益、経常利益の見通しは下方修正した。
■海帆 <3133> 770円 (+22円、+2.9%)
海帆 <3133> [東証G]が3日ぶり反発。30日に近畿財務局に提出された大量保有報告書で、山田亨氏の海帆株の保有割合が5.46%と新たに5%を超えたことが判明。これを受けて、需給思惑的な買いが入った。保有目的は「純投資及び貸株レンディング市場への株券の流出の防止」としている。報告義務発生日は11月24日。
※30日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。
株探ニュース
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