東証一部の新高値は２銘柄、愛知製鋼とサンリオが強い

日経平均株価は膠着状態、先週末比変わらずを挟んで小動き。１２円安の９４１４円となっている、為替相場は１ドル＝８０．７５円と円高が進み、心理的節目である８１円を割り込んだ。

東証一部の年初来高値更新銘柄は２銘柄のみ、サンリオ <8136.T> が続伸し、連日の年初来高値を更新。売り方が買い戻しを迫られる踏み上げ相場の様相となっている。

愛知製鋼 <5482.T> も連日の年初来高値を更新、直近ではクレディスイス証券がレーティングを「アウトパフォーム」で新規カバレッジ、目標株価６００円としたことが引き続き買い手掛かり材料となっている。

マーケット関係者からは、どちらも信用需給の取り組みに妙味があるとされている。サンリオは信用貸借倍率が０．２９倍、愛知製鋼は１．３１倍と需給面での取り組みが共通している点が高値更新組の条件となっている。


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