愛知鋼、今期経常を一転6％減益に下方修正

　愛知製鋼 <5482> が2月2日後場(14:40)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.3倍の31.3億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の45億円→40億円(前期は42.4億円)に11.1％下方修正し、一転して5.8％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の16億円→11億円(前年同期は65.5億円)に31.1％減額し、減益率が75.5％減→83.1％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比93.4％減の2.4億円に大きく落ち込み、売上営業損益率は前年同期の6.0％→-0.1％に急悪化した。

株探ニュース