大和工は後場上げ幅拡大、２２年３月期利益及び配当予想を上方修正

　大和工業<5444.T>は後場上げ幅拡大。同社はきょう午後１時に、２２年３月期連結業績予想について、売上高１５００億円（前期比１０．３％増）は据え置いたものの、経常利益を５５０億円から５６０億円（同２．６倍）へ、純利益を３８０億円から３８５億円（同７．７倍）へ、年間配当予想を１２０円から１６０円（前期は８０円）へ上方修正すると発表した。２２年３月期第３四半期累計（４～１２月）連結経常利益は３９６億２２００万円（前年同期比２．３倍）だった。

　同社の主要製品であるＨ形鋼などの土木・建築用鋼材の価格は比較的堅調な推移が見込まれ、また需要面では当初の会社想定に沿った経営環境が続く見通しであるため、業績予想を上方修正したという。なお、持ち分法による投資利益２８８億１００万円（前年同期比２１１億５３００万円増）を第３四半期連結累計期間に営業外収益として計上したとしている。

出所：MINKABU PRESS