イソライト、今期経常を17％上方修正、配当も6円増額

　イソライト工業 <5358> が2月3日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比32.5％減の15.4億円に落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の18億円→21億円(前期は28.8億円)に16.7％上方修正し、減益率が37.6％減→27.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.8億円→11.8億円(前年同期は13.9億円)に33.8％増額し、減益率が36.1％減→14.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の12円→18円(前期は16円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比20.2％減の6.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の18.5％→17.1％に低下した。

株探ニュース