アジアパイルホールディングスのニュース
<7433> 伯東
四季報より 業種:卸売業。
【特色】半導体や機器の専門商社。外国製も多く、開発営業に特色。工業薬品製造も併営。中国市場開拓
【費用増】主力の電子部品は車載、産機用の需要が旺盛。電子・電気機器は自社製品のプリント基板製造装置、真空機器が堅調。工業薬品も伸長。ただ営業活動の通常化で出張費などの販管費増える。依然高水準ながらも営業益やや後退。減損特損見込まず。
【自社品】プリント基板製造装置に続き新分野で自社製品を企画しOEM製造拡大。自己株買い含め総還元性向100%基準。
2022年4月28日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+91.9%の73.04億円、経常利益+105.7%の74.11億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益-4.2%の70.00億円、経常利益-6.9%の69.00億円の減収・減益の見通し。
2019年12月13日の1436円をコロナ相場前の高値とし、ここからの急落で2020年4月6日に850円で底打ちし、7月31日の882円を2点底にして上昇トレンド(A)へ転換しました。この上昇トレンド(A)の中で、2021年4月30日の1230円を安値に角度のやや大きい上昇トレンド(B)へ移行しました。この中で2022年1月4日に2770円の高値をつけ、ここからの調整で2月2日の2171円、3月8日の2198円と2点底をつけ、5月9日に2948円の年初来高値をつけ、もみあって6月8日に2980円と高値更新となって調整に入っています。
好業績、高配当銘柄ですので、大きく下げたところはリバウンド狙いとなります。
<5288> アジアパイルホールディングス
四季報より 業種:ガラス・土石製品。
【特色】コンクリートパイル(基礎杭)製造・施工でトップ。設計から建設まで独自の一貫請負体制を構築
【大幅回復】パイルは半導体工場や物流倉庫など前半に大型案件計上見込む。ベトナムも風力発電向け加速。材料高を価格転嫁しきれないが、販促費大幅縮小でカバー。貸倒引当金計上一巡もあり、営業益倍増。
【拡 大】積極販促で新工法『スマートマグナム』の採用が進み、業界シェア上昇にも直結。コロナ緩和受けて製品品質や工法技術などベトナム子会社との連携強化。
2022年5月10日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益-34.6%の21.84億円、経常利益-29.6%の21.69億円の減収・減益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+106.0%の45.00億円、経常利益+84.4%の40.00億円と4期ぶりの増収・増益の見通し。
2020年1月7日の593円をコロナ相場前の高値とし、ここから大幅下落となって2020年3月13日に340円で底打ちとなり、上昇トレンド(A)を形成しました。この中で2021年3月23日に561円の年初来高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)を形成しています。この下降トレンド(B)の中で7月9日に445円まで下げて9月9日に513円の戻り高値をつけ、大幅下落となって12月1日に409円まで下げました。ここから2022年1月12日に459円まで上昇して横もみとなり、4月18日に413円まで下げて6月10日に471円まで反発してもみあっています。値動きが少ない銘柄ですので下げたところを買って5~10%の値幅と配当を狙う銘柄です。
<3452> ビーロット
四季報より 業種:不動産業。
【特色】中古のオフィスビルやマンションなどの収益力を高めて売却。ホテル開発も。富裕層に強い
【続 伸】稼ぎ頭の不動産投資開発は顧客の取得意欲が旺盛で、オフィスやマンションの売却が下期中心に進む。コンサルが新築分譲マンションの販売受託など好伸。物件管理も受託棟数増で堅調。利益回復基調。
【M&A】約24億円で不動産会社7月買収、同社保有物件の価値向上と物件管理ノウハウ取得。引き続きM&Aに意欲。3月末在庫は305億円(前期末比3・5%増)。
2022年5月13日発表。2022年12月期本決算予想は、前期比で営業利益+51.7%の30.80億円、経常利益+49.2%の22.40億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2020年3月19日の973円(数日後1/2分割で486円)をコロナ相場での底打ちから上昇トレンド(A)を形成しました。この中で7月31日の540円を安値に10月13日に839円まで上昇し、下降トレンド(B)へ転換し、上昇トレンド(A)を下降トレンド(B)で大きな三角保ち合いを形成しました。この中の煮詰まってきたところで2021年3月13日の772円を高値に5月13日に625円まで下落し、ここで5月24日に678円まで反発し下放れとなり、角度の大きい下降トレンド(C)へ移行しました。この中で8月20日に529円まで下げて9月13日に574円まで反発して今年の1月27日に457円まで下げ、やや変形した小さな三角保ち合いの中で、5月19日の478円から6月30日に533円まで上げてもみあっています。
<6247> 日阪製作所
四季報より 業種:機械。
【特色】プレート式熱交換器、染色機器で首位。食品、医薬など生活産業機器を強化。特殊バルブで存在感
【記念配】半導体・産機向け熱交換器が活発、舶用も回復歩調に。装置は医薬・食品・染色とも受注残厚く、操業効果大。熱交・バルブで一部値上げ、装置も受注時に材料高織り込む。株売却特益ない。80周年記念配。
【新工場】装置の生駒工場上期着工、独自のカンバン方式導入へ。殺菌など食品装置を中国・東南アに拡販方針。マイクロゼロ、旭工業と技術交流、製品の相互生産進める。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+29.1%の18.19億円、経常利益+28.6%の22.70億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+37.4%の25.00億円、経常利益+23.3%の28.00億円の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月13日に620円で底打ちし、上昇トレンド(A)を形成。この中で7月31日の716円の安値から上放れとなって10月22日に968円まで上昇し、ここで調整入りとなって2021年6月21日に792円まで下げました。ここからの反発で9月17日に946円の戻り高値をつけて、下降トレンド(B)へ転換し、この中で2022年4月27日の741円、5月13日の741円とダブル底をつけ、反発して下降トレンド(B)を上にぬけて6月9日に867円の戻り高値をつけました。その後、6月29日に780円まで下げて反発に転じているところです。
<9076> セイノーホールディングス
四季報より 業種:陸運業。
【特色】路線トラック草分けで業界最大手。愛称『カンガルー便』。トヨタ車など自動車販売も手がける
【続 伸】主力の輸送は製造業軸に荷量増加、倉庫併設型拠点が大幅増加で寄与。自動車販売は日野自動車の販売停止のあおり受け苦しいが、物販や不動産賃貸がカバー。燃料費高騰はサーチャージでこなし、連続営業増益。減損特損見込まず。連続増配も。
【需要開拓】処方薬の即時配送サービスを全国で拡大。新規需要の開拓進める。ドローンによる配送実験を山梨などで実施。
2022年5月13日に実績と予想を発表。2022年3月期本決算は、前期比で営業利益+12.2%の275.45億円、経常利益+9.1%の302.69億円の増収・増益でした。2023年3月期本決算予想は、前期比で営業利益+14.1%の314.30億円、経常利益+13.7%の344.30億円と2期連続の増収・増益の見通し。
コロナ相場の急落で、2020年3月13日の947円の底打ちからの短期上昇トレンド(A)の中で、6月9日に1513円まで上昇後、7月31日に1299円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(B)へ転換しました。この上昇トレンド(B)の中で、大きくもみあいながら下値を切り上げ、2021年3月15日に1685円の年初来高値を更新し、ここをピークに下降トレンド(C)へ転換しました。この下降トレンド(C)の中で、7月9日に1340円まで下げて横もみとなり、11月4日の1424円を高値に再下落となり、当面の底値圏で2022年4月18日の976円、5月19日の987円と2点底をつけて、7月4日に1135円まで上昇して押し目を形成しているところです。
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