トーヨーアサノはカイ気配、コンクリート二次製品の需要好調で１９年２月期業績予想を上方修正

　トーヨーアサノ<5271.T>はカイ気配を切り上げる展開となっている。同社は２６日取引終了後、１９年２月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した。売上高を１５０億円から１６２億円（前期比０．４％増）へ、営業利益を５億２０００万円から１３億５０００万円（同７８．６％増）へ、最終利益を２億４０００万円から８億円（同６８．８％増）へそれぞれ増額した。

　売上高では、コンクリート二次製品事業および工事事業で、同社グループの主要営業エリアの関東・山静地区の物流倉庫などの民間需要が当初予想を上回って推移したことなどが貢献した。損益面では、コンクリート二次製品事業および工事事業の原価のうち、外注費など人件費上昇分を一部価格転嫁できたことによる販売価格の改善、およびグループ全体で取り組んでいるコスト削減の効果が寄与した。

出所：minkabuPRESS