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<動意株・19日>(大引け)=クロスマーケ、エーアイ、ジーテクトなど
クロス・マーケティンググループ<3675.T>=大幅高で3日続伸。年初来高値を更新した。この日、グループ会社のメディリードが、国内最大規模となる約34万人の疾患情報パネルを更新したと発表。疫学的研究にも利用可能なデータとなっており、利用増による業績貢献を期待した買いが入ったようだ。同パネルは直近1年以内に入院・通院歴がある約6万2000人と、同期間に入院・通院歴がない約27万人で構成。電子カルテ情報やレセプトデータといった大規模データベースには含まれないデータも多く、コホート研究(集団の追跡)など縦断研究における分析にも十分耐えうる疾患情報パネルという。
エーアイ<4388.T>=ストップ高で底値離脱の動き。同社は音声合成エンジンを開発・販売しており、足もとの業績は低調ながらも対話型AI関連の一角としてマーケットの注目を集めている。そうしたなか、前週末16日取引終了後に「ChatGPT(チャットGPT)」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を7月3日から提供開始することを発表、これが投資資金の流入を加速させる材料となった。株価は前週末に動兆したが、きょうはマドを開けて一気に上放れる格好となっている。
ジーテクト<5970.T>=急伸、一気に年初来高値更新。前週末16日取引終了後、事業戦略で重要となる経営指標の目標と株主還元方針を発表。26年3月期の売上高を3500億円(23年3月期は3143億1200万円)、営業利益を180億円(同128億3600万円)に伸ばす目標を掲げた。PBR(株価純資産倍率)1倍以上の実現に向けた取り組みを進めていくとし、評価されたようだ。31年3月期の経営指標の目標値も示し、売上高は4000億円、営業利益は280億円に伸ばす方針。株主還元を巡っては、DOE(株主資本配当率)を26年3月期に2.0%、31年3月期に3.0%(同1.6%)に高めていく。
Arent<5254.T>=上げ足強めストップ高。同社はデジタルシフトの遅れる建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングで強みを発揮する。業績は絶好調で23年6月期営業利益は前期比2.8倍の6億7400万円予想と急拡大を見込む。更に、建設業界に特化したDXコンサルからシステム開発までワンストップで行う「プロダクト共創開発」が24年6月期も高水準の伸びを続け、営業利益は一気に10億円台に達する可能性が指摘されている。今年3月に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄の一角だが、セカンダリーで波状的な機関投資家と見られる買いが観測され、途中踊り場を形成しながらも、そこを仕込み場に再び青空圏に突入する展開がこれまで繰り返されている。
カナミックネットワーク<3939.T>=急動意、底値圏もみ合い一気に上放れる。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスに経営の重心を置いている。超高齢化が進むなか、介護問題は「老老介護」などの現状が今後更に深刻化する可能性が高く、国策としての支援が急がれる分野だ。人的パワーの不足が明らかで、その分クラウドを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)が重視され、同社のビジネスチャンスが高まる。また、健康寿命延伸をテーマにジム運営にも経営的に資源を投下しており、来期以降中期的な収益貢献が期待できる。
ポート<7047.T>=ストップ高。約2カ月ぶりに上場来高値を更新した。前週末16日の取引終了後に24年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を138億円から153億円(前期比34.6%増)へ、純利益を12億円から13億7000万円(同27.6%増)へ引き上げており、これを好感した買いが集まっている。エネルギー事業者向け業務支援サービスを手掛けるFive Line、電力・ガス事業者向け成約支援サービスを運営するINEの子会社化が業績を押し上げる。なお今回の業績修正には、今月13日に開示した第2四半期以降の成約単価改善見込みに関する影響は織り込まれていない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
エーアイ<4388.T>=ストップ高で底値離脱の動き。同社は音声合成エンジンを開発・販売しており、足もとの業績は低調ながらも対話型AI関連の一角としてマーケットの注目を集めている。そうしたなか、前週末16日取引終了後に「ChatGPT(チャットGPT)」を活用した法人向けAIチャットサービス「AIPal Chat」を7月3日から提供開始することを発表、これが投資資金の流入を加速させる材料となった。株価は前週末に動兆したが、きょうはマドを開けて一気に上放れる格好となっている。
ジーテクト<5970.T>=急伸、一気に年初来高値更新。前週末16日取引終了後、事業戦略で重要となる経営指標の目標と株主還元方針を発表。26年3月期の売上高を3500億円(23年3月期は3143億1200万円)、営業利益を180億円(同128億3600万円)に伸ばす目標を掲げた。PBR(株価純資産倍率)1倍以上の実現に向けた取り組みを進めていくとし、評価されたようだ。31年3月期の経営指標の目標値も示し、売上高は4000億円、営業利益は280億円に伸ばす方針。株主還元を巡っては、DOE(株主資本配当率)を26年3月期に2.0%、31年3月期に3.0%(同1.6%)に高めていく。
Arent<5254.T>=上げ足強めストップ高。同社はデジタルシフトの遅れる建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)コンサルティングで強みを発揮する。業績は絶好調で23年6月期営業利益は前期比2.8倍の6億7400万円予想と急拡大を見込む。更に、建設業界に特化したDXコンサルからシステム開発までワンストップで行う「プロダクト共創開発」が24年6月期も高水準の伸びを続け、営業利益は一気に10億円台に達する可能性が指摘されている。今年3月に東証グロース市場に新規上場した直近IPO銘柄の一角だが、セカンダリーで波状的な機関投資家と見られる買いが観測され、途中踊り場を形成しながらも、そこを仕込み場に再び青空圏に突入する展開がこれまで繰り返されている。
カナミックネットワーク<3939.T>=急動意、底値圏もみ合い一気に上放れる。医療や介護サービス事業者に特化したクラウドサービスを展開しており、健康寿命延伸サービスに経営の重心を置いている。超高齢化が進むなか、介護問題は「老老介護」などの現状が今後更に深刻化する可能性が高く、国策としての支援が急がれる分野だ。人的パワーの不足が明らかで、その分クラウドを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)が重視され、同社のビジネスチャンスが高まる。また、健康寿命延伸をテーマにジム運営にも経営的に資源を投下しており、来期以降中期的な収益貢献が期待できる。
ポート<7047.T>=ストップ高。約2カ月ぶりに上場来高値を更新した。前週末16日の取引終了後に24年3月期業績予想の上方修正を発表。売上高を138億円から153億円(前期比34.6%増)へ、純利益を12億円から13億7000万円(同27.6%増)へ引き上げており、これを好感した買いが集まっている。エネルギー事業者向け業務支援サービスを手掛けるFive Line、電力・ガス事業者向け成約支援サービスを運営するINEの子会社化が業績を押し上げる。なお今回の業績修正には、今月13日に開示した第2四半期以降の成約単価改善見込みに関する影響は織り込まれていない。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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