太平洋セメ、住友大阪などセメント株が買われる、米１兆ドルのインフラ投資に期待感◇

　太平洋セメント<5233.T>が３日続伸、住友大阪セメント<5232.T>が４日続伸と上値指向を強めている。前日のトランプ大統領の米上下両院合同会議での初となる演説内容が注目されたが、そのなかでトランプ氏はインフラ投資について唯一１兆ドルという具体的な数字を掲げ、議会に提出する意思を明らかにした。これを受けて、東京市場でも米インフラ投資拡大で恩恵を受けるセメントなどの建設資材関連株に物色の矛先が向いている。両銘柄とも相対的に出遅れ感があったが、昨年来高値更新が視界に入ってきた。

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出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）