有沢製、上期最終を一転20％増益に上方修正、通期も増額、未定だった配当は90円実施

　有沢製作所 <5208> [東証Ｐ] が8月4日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比50.2％増の11.6億円に拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の13億円→21億円(前年同期は17.4億円)に61.5％上方修正し、一転して20.3％増益見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の28億円→34億円(前期は39.1億円)に21.4％上方修正し、減益率が28.4％減→13.1％減に縮小する見通しとなった。

　同時に、従来未定としていた今期の上期配当を見送るとし、従来未定としていた下期配当は90円実施する方針とした。年間配当は前期比5円減の90円に減配となる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の9.6％→6.2％に大幅悪化した。

株探ニュース