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コスモエネルギーホールディングスのニュース
<動意株・9日>(大引け)=東洋エンジ、シュッピン、ニチコンなど
東洋エンジニアリング<6330.T>=後場急伸。同社はきょう午前11時30分ごろ、24年3月期通期の連結業績予想を修正。営業利益の見通しを従来の30億円から50億円(前期比4.9%増)に引き上げたことが好感されているようだ。売上高予想も2400億円から2500億円(同29.6%増)に上方修正。中国やインドで進行中の一部プロジェクトの進捗が期初の想定を上回っているほか、利益面では一部の海外プロジェクトの採算改善が寄与する見込みだとしている。
シュッピン<3179.T>=マド開け大幅続伸。8日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の単体決算を発表した。売上高は前年同期比6.8%増の233億8100万円、経常利益は同0.8%減の16億3200万円となった。7~9月期の経常利益は同4%増となっている。更に、同時に公表した10月度の売上高は前年同月比25.0%増の45億7200万円だった。カメラ事業と時計事業がともに2ケタの成長となるなど大きく伸長し、時計事業ではEC売上高が伸びて販売単価も上昇した。免税売上高も2ケタ成長を維持しており、業況を評価した買いを誘ったようだ。
ニチコン<6996.T>=急反騰。8日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比5.6%増の925億5500万円、最終利益が同2.2倍の60億5200万円となった。7~9月期で最終損益は黒字転換した。家庭用蓄電池システムなどの販売が好調に推移しており、買い安心感をもたらした。9月中間期の売上高は過去最高を更新した。情報通信機器向けでは導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサーが、生成AIサーバーなどデータセンター用途が好調とした。経常利益は同11.4%減の76億800万円と減益ながらも、通期計画に対する進捗率は70%に上った。
ミツバ<7280.T>=物色人気集中でストップ高。自動車部品メーカー各社は大手自動車メーカーの半導体不足解消に伴う生産台数回復を受け、総じて収益環境に吹く風向きが順風へと変わっている。そのなか、ホンダ向け主力に二輪車や自動車向け電装品を手掛ける同社も恩恵を享受している。8日取引終了後、24年3月期上期(23年4~9月)決算を発表、経常利益は前年同期比4.3倍となる85億3600万円と急拡大し、会社側計画の65億円を20億円あまり上振れる結果となった。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金の攻勢が加速した。きょうのストップ高水準で換算してもPER5倍弱、PBR0.7倍弱と株価指標面からも割安感が際立っており、通期増額修正含みとなれば水準訂正妙味は一段と高まる。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>=切り返し急。石油元売り大手など3事業会社を中核とする純粋持ち株会社だが、足もとの業績は円安効果によって会社側想定を大きく上回って推移している。8日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の550億円から780億円(前期比15%増)に大幅増額した。減益予想から一転2ケタ増益予想に変わった。また同社は株主還元に積極姿勢を示しており、好決算を背景に年間配当の大幅上乗せも併せて発表した。今期配当は従来計画の250円から300円(前期実績150円)と前期の2倍の水準に引き上げる。時価換算で配当利回りは5.5%前後と高く、インカムゲイン狙いの買いも誘導している。
ティアンドエス<4055.T>=急伸。最先端半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守で高い競争力を持つ。主要顧客はキオクシアで、日立製作所<6501.T>やソニーグループ<6758.T>などとの取引実績も厚い。また、AI関連分野に注力姿勢を示している。そうしたなか、8日取引終了後にトヨタ自動車<7203.T>向けにT&Sが持つAI関連技術を利用したソリューションの提供を行うことが決定したと発表、会社側では今期業績への影響はないとしているが、今後の業容拡大への期待が買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
シュッピン<3179.T>=マド開け大幅続伸。8日の取引終了後、24年3月期第2四半期累計(4~9月)の単体決算を発表した。売上高は前年同期比6.8%増の233億8100万円、経常利益は同0.8%減の16億3200万円となった。7~9月期の経常利益は同4%増となっている。更に、同時に公表した10月度の売上高は前年同月比25.0%増の45億7200万円だった。カメラ事業と時計事業がともに2ケタの成長となるなど大きく伸長し、時計事業ではEC売上高が伸びて販売単価も上昇した。免税売上高も2ケタ成長を維持しており、業況を評価した買いを誘ったようだ。
ニチコン<6996.T>=急反騰。8日の取引終了後に発表した24年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、売上高が前年同期比5.6%増の925億5500万円、最終利益が同2.2倍の60億5200万円となった。7~9月期で最終損益は黒字転換した。家庭用蓄電池システムなどの販売が好調に推移しており、買い安心感をもたらした。9月中間期の売上高は過去最高を更新した。情報通信機器向けでは導電性高分子アルミニウム固体電解コンデンサーが、生成AIサーバーなどデータセンター用途が好調とした。経常利益は同11.4%減の76億800万円と減益ながらも、通期計画に対する進捗率は70%に上った。
ミツバ<7280.T>=物色人気集中でストップ高。自動車部品メーカー各社は大手自動車メーカーの半導体不足解消に伴う生産台数回復を受け、総じて収益環境に吹く風向きが順風へと変わっている。そのなか、ホンダ向け主力に二輪車や自動車向け電装品を手掛ける同社も恩恵を享受している。8日取引終了後、24年3月期上期(23年4~9月)決算を発表、経常利益は前年同期比4.3倍となる85億3600万円と急拡大し、会社側計画の65億円を20億円あまり上振れる結果となった。これがポジティブサプライズとなり、上値を見込んだ投資資金の攻勢が加速した。きょうのストップ高水準で換算してもPER5倍弱、PBR0.7倍弱と株価指標面からも割安感が際立っており、通期増額修正含みとなれば水準訂正妙味は一段と高まる。
コスモエネルギーホールディングス<5021.T>=切り返し急。石油元売り大手など3事業会社を中核とする純粋持ち株会社だが、足もとの業績は円安効果によって会社側想定を大きく上回って推移している。8日取引終了後、24年3月期業績予想の修正を発表、最終利益は従来予想の550億円から780億円(前期比15%増)に大幅増額した。減益予想から一転2ケタ増益予想に変わった。また同社は株主還元に積極姿勢を示しており、好決算を背景に年間配当の大幅上乗せも併せて発表した。今期配当は従来計画の250円から300円(前期実績150円)と前期の2倍の水準に引き上げる。時価換算で配当利回りは5.5%前後と高く、インカムゲイン狙いの買いも誘導している。
ティアンドエス<4055.T>=急伸。最先端半導体工場向けのシステム開発及び運用・保守で高い競争力を持つ。主要顧客はキオクシアで、日立製作所<6501.T>やソニーグループ<6758.T>などとの取引実績も厚い。また、AI関連分野に注力姿勢を示している。そうしたなか、8日取引終了後にトヨタ自動車<7203.T>向けにT&Sが持つAI関連技術を利用したソリューションの提供を行うことが決定したと発表、会社側では今期業績への影響はないとしているが、今後の業容拡大への期待が買いを呼び込んでいる。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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