出光興産、今期経常を13％上方修正

　出光興産 <5019> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比93.4％増の3812億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の4000億円→4500億円(前期は4592億円)に12.5％上方修正し、減益率が12.9％減→2.0％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比73.8％減の687億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比85.4％増の1362億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.3％→4.6％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース