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日本精蝋のニュース
<話題の焦点>=3月期決算企業の先行指標、17年12月期通期大幅増益銘柄に照準
17年3月期の第3四半期累計(16年4~12月)の決算発表が終了した。この3月期決算銘柄の先行指標的な存在として、通期見通しを開示した12月期決算企業に注目が集まる。今回は、そのなかから通期予想営業利益の増益率が大幅で、PER面でも比較的割安な銘柄に焦点を当てた。
共同PR、前期営業利益37.6%増に続き今期も21.4%増を予想
共同ピーアール<2436.T>が13日に発表した16年12月期の連結営業利益は前の期比37.6%増の1億8000万円に拡大し、従来予想の1億4100万円を上回って着地した。さらに、17年12月期通期営業利益も2億1700万円(前期比21.4%増)と、連続大幅増益を見込んでいる。今期も引き続きリテイナークライアント(企業などの広報活動を6カ月以上の契約をもって支援およびコンサルティングを実施する事業)の獲得を目指した直接営業を強化すると共に、マーケティングPR分野におけるスポット案件の獲得を目指した広告代理店への営業を一層強化していく。PERは6倍台。
帝繊維は防災特殊車両の拡大で今期営業利益は19.8%増益へ
消防ホース最大手で、機能性繊維も手掛ける帝国繊維<3302.T>が13日に発表した16年12月期の連結営業利益は33億3700万円(前の期比12.6%減)と減益となったものの、今期の17年12月期通期の営業利益は40億円(前期比19.8%増)と大幅増益に転じる見通しだ。今期もエネルギー・産業基盤災害向け防災特殊車両、救助工作車、空港用化学消防車などの需要が見込める。また、繊維事業では、民間企業向けの資材用難燃生地や防護衣料用生も貢献する。PERは14倍台。
日本精蝋は高機能ワックスの販売拡充で今期営業利益は41.8%増益へ
日本精蝋<5010.T>は15日、16年12月期通期の連結決算を発表。営業損益は8億4600万円の黒字(前の期は6億5300万円の赤字)となり、従来予想の6億1000万円の黒字予想から黒字幅を大幅に拡大し着地した。主力のワックス販売減で売上高は前の期比20.3%減の233億1800万円(従来予想は235億3000万円)にとどまったものの、昨年11月以降の急激な円安による輸出手取り額の増加や、為替差益の発生などが利益を押し上げた。17年12月期の連結業績は、売上高240億円(前期比2.9%増)、営業利益12億円(同41.8%増)と大幅増益を見込んでいる。今期は高機能ワックスの販売拡充や、原油の高値在庫の解消による採算改善などにより大幅増益を見込む。PER8倍台。
共和電、タムロン、日エスコンにも注目
共和電業<6853.T>が8日後場に17年12月期の連結業績予想を発表。営業利益で20億円(前期比52.3%増)と大幅増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新市場およびエンジニアリング市場の拡大に向け開発・販売・生産体制を構築し、業績予想の達成に注力するとしている。
タムロン<7740.T>は9日、17年12月期の連結業績見通しを発表し、営業利益を32億円(前期比35.5%増)と見込んでいる。写真関連事業では自社ブランド交換レンズの新製品の積極投入、レンズ関連事業では新規分野への参入、特機関連事業では既存事業の成長および新規事業への積極的な先行投資を図るとしている。
日本エスコン<8892.T>は10日に、17年12月期の連結業績予想を発表。営業利益を57億円(前期比21.8%増)としている。同社は、業績見通しの発表と同時に19年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。それによると、主力の不動産事業などの強化などにより、売上高600億~620億円(16年12月期実績343億4700万円)、営業利益82億~95億円(同46億8000万円)を目標にしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
共同PR、前期営業利益37.6%増に続き今期も21.4%増を予想
共同ピーアール<2436.T>が13日に発表した16年12月期の連結営業利益は前の期比37.6%増の1億8000万円に拡大し、従来予想の1億4100万円を上回って着地した。さらに、17年12月期通期営業利益も2億1700万円(前期比21.4%増)と、連続大幅増益を見込んでいる。今期も引き続きリテイナークライアント(企業などの広報活動を6カ月以上の契約をもって支援およびコンサルティングを実施する事業)の獲得を目指した直接営業を強化すると共に、マーケティングPR分野におけるスポット案件の獲得を目指した広告代理店への営業を一層強化していく。PERは6倍台。
帝繊維は防災特殊車両の拡大で今期営業利益は19.8%増益へ
消防ホース最大手で、機能性繊維も手掛ける帝国繊維<3302.T>が13日に発表した16年12月期の連結営業利益は33億3700万円(前の期比12.6%減)と減益となったものの、今期の17年12月期通期の営業利益は40億円(前期比19.8%増)と大幅増益に転じる見通しだ。今期もエネルギー・産業基盤災害向け防災特殊車両、救助工作車、空港用化学消防車などの需要が見込める。また、繊維事業では、民間企業向けの資材用難燃生地や防護衣料用生も貢献する。PERは14倍台。
日本精蝋は高機能ワックスの販売拡充で今期営業利益は41.8%増益へ
日本精蝋<5010.T>は15日、16年12月期通期の連結決算を発表。営業損益は8億4600万円の黒字(前の期は6億5300万円の赤字)となり、従来予想の6億1000万円の黒字予想から黒字幅を大幅に拡大し着地した。主力のワックス販売減で売上高は前の期比20.3%減の233億1800万円(従来予想は235億3000万円)にとどまったものの、昨年11月以降の急激な円安による輸出手取り額の増加や、為替差益の発生などが利益を押し上げた。17年12月期の連結業績は、売上高240億円(前期比2.9%増)、営業利益12億円(同41.8%増)と大幅増益を見込んでいる。今期は高機能ワックスの販売拡充や、原油の高値在庫の解消による採算改善などにより大幅増益を見込む。PER8倍台。
共和電、タムロン、日エスコンにも注目
共和電業<6853.T>が8日後場に17年12月期の連結業績予想を発表。営業利益で20億円(前期比52.3%増)と大幅増益を見込み、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。新市場およびエンジニアリング市場の拡大に向け開発・販売・生産体制を構築し、業績予想の達成に注力するとしている。
タムロン<7740.T>は9日、17年12月期の連結業績見通しを発表し、営業利益を32億円(前期比35.5%増)と見込んでいる。写真関連事業では自社ブランド交換レンズの新製品の積極投入、レンズ関連事業では新規分野への参入、特機関連事業では既存事業の成長および新規事業への積極的な先行投資を図るとしている。
日本エスコン<8892.T>は10日に、17年12月期の連結業績予想を発表。営業利益を57億円(前期比21.8%増)としている。同社は、業績見通しの発表と同時に19年12月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。それによると、主力の不動産事業などの強化などにより、売上高600億~620億円(16年12月期実績343億4700万円)、営業利益82億~95億円(同46億8000万円)を目標にしている。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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