フマキラ、今期経常を一転35％減益に下方修正

　フマキラー <4998> [東証２] が11月7日大引け後(16:30)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→17.4億円(前期は26.8億円)に42.0％下方修正し、一転して35.3％減益見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の10億円→1.1億円(前年同期は17億円)に88.6％下方修正し、減益率が41.3％減→93.3％減に拡大する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（第２四半期累計期間）連結業績につきましては、主に個別業績予想の修正によるものと、東南アジアの天候不順の影響等により市場が低迷し、海外子会社の業績が低調に推移したこと等により、売上、利益とも前回発表予想数値を下回る見込みです。個別業績につきましては、主力の殺虫剤が天候不順の影響等により市場が低迷し、売上高は、前回発表予想数値を下回る見込みです。利益面につきましては、経費削減に努めましたが、売上の減少による粗利の減少及び売上構成の変動等による原価率の上昇により、経常利益、四半期純利益は、前回発表予想数値を下回る見込みです。（通期）連結、個別業績につきましては、第２四半期累計期間の業績及び下半期の売上見込み等を勘案し、通期の業績予想を上記のとおり修正いたします。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の経済・事業環境の変動等の事業リスクや不確定要因により、予想数字と異なる場合があります。