クミアイ化の第２四半期累計営業利益は１４．３％減

　クミアイ化学工業<4996.T>は８日取引終了後、１７年１０月期第２四半期累計（１６年１１月～１７年４月）の連結決算を発表した。売上高は３８０億８７００万円（前年同期比７．６％減）、営業利益は２９億１５００万円（同１４．３％減）、最終利益は３３億４５００万円（同８．９％増）だった。

　売上高は、基幹製品の「アクシーブ剤」の出荷減少の影響により３８０億８７００万円、前年同期比３１億２６００万円の減少となった。損益面で、営業利益は売上高の減少およびイハラケミカル工業との合併に伴う費用の計上などから２９億１５００万円、前年同期比４億８６００万円の減少となった。一方、経常利益は為替差益の発生などから４５億２３００万円、前年同期比１億６４００万円の増加となった。親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常利益の増加により３３億４５００万円、前年同期比２億７２００万円の増加となった。

　また、１７年１０月期（１６年１１月１日～１７年１０月３１日）の通期業績予想については、１７年５月１日にイハラケミカル工業と経営統合したことによる業績への影響を精査中で、詳細がまとまり次第速やかに公表するとしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）