寺岡製、上期経常を赤字縮小に上方修正

　寺岡製作所 <4987> [東証２] が10月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の6億6000万円の赤字→4億5000万円の赤字(前年同期は700万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の1000万円(前期は4700万円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年3月期第2四半期連結累計期間における売上高は、９月後半の防災用途需要の高まり等の影響により産業用テープを中心に前回発表予想から増加いたしました。利益面につきましては、売上の増加に加え経費削減に取り組んだ結果、営業利益は前回発表を上回り、これに伴い経常利益以下も前回発表を上回る見込みとなりました。　なお、通期の業績予想につきましては、新型コロナウイルスの感染、米中貿易摩擦動向及び米国大統領選挙結果などの影響が見通せない為、９月１６日に発表した予想を据え置くことといたしました。　今後業績予想の修正が必要であると判断した場合は、速やかにお知らせいたします。（注）上記の予想数値は、本資料発表日時点において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。