デクセリアルズが続伸、こうのとり６号機に太陽電池向け導電接合材を供給と報じられる◇

　デクセリアルズ<4980.T>が続伸。きょう付の日刊工業新聞で「太陽電池用の導電接合フィルム（ＳＣＦ）を、宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）が９日に打ち上げる宇宙ステーション補給機『こうのとり６号機』の実証実験装置に供給した」と報じられており、これを好材料視した買いが入っている。

　記事によると、地上向け仕様のまま、耐振動や耐熱、耐放射線など打ち上げと宇宙環境で求められるＪＡＸＡの厳しい基準を満たしたという。この日は、キヤノン<7751.T>が宇宙ロケット事業に参入と報じられたほか、エイチ・アイ・エス<9603.T>とＡＮＡホールディングス<9202.T>が宇宙船開発ベンチャーに出資と発表するなど宇宙開発に関連した話題が多く、同社にも関心が波及しているようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）