タカラバイオ、今期経常を18％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額

　タカラバイオ <4974> が11月9日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比3.7倍の142億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の171億円→202億円(前期は141億円)に18.1％上方修正し、増益率が20.8％増→42.7％増に拡大し、従来の12期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比42.4％減の59.5億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の20円→24円(前期は16円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比84.1％増の56.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の29.1％→34.4％に上昇した。

株探ニュース