日本高純度、4-12月期(3Q累計)経常が10％減益で着地・10-12月期も10％減益

　日本高純度化学 <4973> が1月27日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比9.9％減の8.8億円に減ったが、通期計画の11.2億円に対する進捗率は79.3％となり、5年平均の80.7％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比37.3％増の2.3億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比10.0％減の3.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の11.9％→7.3％に大幅低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　貴金属パラジウム相場の高騰により、売上高が増加したため、上記の通り通期業績予想を修正いたします。なお、貴金属価格が変動しても営業利益に及ぼす影響は限定的です。配当予想につきましては、前回発表予想から変更はありません。（注）上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。