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アクシージアのニュース
日経平均株価
始値 31915.68
高値 32205.48(14:57)
安値 31881.93(09:34)
大引け 32169.99(前日比 +545.71、 +1.73% )
売買高 10億9806万株 (東証プライム概算)
売買代金 2兆8936億円 (東証プライム概算)
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■本日のポイント
1.日経平均は大幅反発、500円を超える上昇で切り返す
2.パウエル講演通過後の米株高受けリスク選好ムードに
3.先物主導で買い戻し、半導体関連のリバウンド目立つ
4.中国の不買運動などでインバウンド関連は値を下げる
5.円安、アジア株高も追い風に個別は8割超の銘柄が上昇
■東京市場概況
前週末の米国市場では、NYダウは前日比247ドル高と反発した。FRB議長が講演で追加利上げの可能性に言及したものの、想定内との見方が広がり買いが優勢となった。
週明けの東京市場では大きく買い優勢に傾き、日経平均株価は500円を超える上昇を示した。前週末の米国株市場で主要株価指数が高かったことが投資家心理の改善につながった。
28日の東京市場は、前週末とは一転してリスク選好ムードの強い地合いとなった。日経平均は前週末に先物主導で660円あまりの急落をみせたが、同日の米国株市場では注目されたパウエルFRB議長の講演がややタカ派寄りとみられたにもかかわらず、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。これを受け、本日は東京市場でも空売り筋の買い戻しの動きに火がついた。原発処理水の海洋放出を巡り中国で日本製品の不買運動などが起きていることから、インバウンド関連株への売りが目立ったが、一方で前週末に売り込まれた半導体関連株が大きく出直る展開となり全体相場を押し上げた。外国為替市場で円安が進んでいることや、アジア株市場がほぼ全面高に買われたことも、投資家心理を強気に傾けた。プライム市場の値上がり銘柄数は全体の8割以上を占めている。
個別では、2位以下を大きく引き離す売買代金をこなしたレーザーテック<6920>が大幅高となったほか、アドバンテスト<6857>、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>、ディスコ<6146>といった半導体製造装置の主力株が軒並み高。キーエンス<6861>が高く、トヨタ自動車<7203>も堅調。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクも買いが優勢だった。メディカル・データ・ビジョン<3902>が値上がり率トップに買われ、日鉄鉱業<1515>も急速人気。エンプラス<6961>も値を飛ばした。
半面、資生堂<4911>、日本航空<9201>、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス<7532>が安く、三越伊勢丹ホールディングス<3099>、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>などインバウンド関連株への売りが目立っている。このほかNSD<9759>が値下がり率トップに売り込まれ、gumi<3903>も大幅安。ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884>も大きく下値を探った。
日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はファストリ <9983>、東エレク <8035>、ダイキン <6367>、アドテスト <6857>、テルモ <4543>。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約180円。
日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は資生堂 <4911>、三越伊勢丹 <3099>、JAL <9201>、高島屋 <8233>、Jフロント <3086>。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約11円。
東証33業種のうち31業種が上昇し、下落は空運業、小売業の2業種のみ。上昇率の大きかった上位5業種は(1)機械、(2)石油石炭製品、(3)鉄鋼、(4)ゴム製品、(5)輸送用機器。一方、上昇率の小さかった5業種は(1)陸運業、(2)情報・通信業、(3)水産・農林業、(4)繊維製品、(5)化学。
■個別材料株
△日鉄鉱 <1515> [東証P]
24年3月期配当予想を増額修正。
△YEデジタル <2354> [東証S]
24年2月期業績予想を上方修正。
△ジーダット <3841> [東証S]
NTTデータ数理システムの半導体加工形状シミュレータ最新版の販売を開始。
△MDV <3902> [東証P]
SBI <8473> [東証P]が連携強化目的に株式追加取得へ。
△Sイノベ <4178> [東証G]
Salesforce関連事業を展開するコンティニューを買収。
△タメニー <6181> [東証G]
「ゼクシィ相談カウンター」との連携開始。
△ダイキン <6367> [東証P]
SBI証券が投資判断「買い」・目標株価3万1000円に引き上げ。
△レオパレス <8848> [東証P]
SMBC日興証券が目標株価390円に引き上げ。
△キムラユニテ <9368> [東証S]
EVレンタカーサービスを開始。
△テーオーHD <9812> [東証S]
26年5月期までの中期経営計画を策定。
▼日金属 <5491> [東証P]
上期経常を一転赤字に下方修正、通期も減額。
▼NSD <9759> [東証P]
株式売り出しによる需給悪化を警戒。
東証プライムの値上がり率上位10傑は(1)MDV <3902>、(2)日鉄鉱 <1515>、(3)川田テク <3443>、(4)レーザーテク <6920>、(5)ローツェ <6323>、(6)エンプラス <6961>、(7)スクリン <7735>、(8)パリミキHD <7455>、(9)シード <7743>、(10)アマダ <6113>。
値下がり率上位10傑は(1)NSD <9759>、(2)gumi <3903>、(3)ヨシムラHD <2884>、(4)アクシージア <4936>、(5)タカショー <7590>、(6)パンパシHD <7532>、(7)Jフロント <3086>、(8)マツキヨココ <3088>、(9)サイゼリヤ <7581>、(10)DDグループ <3073>。
【大引け】
日経平均は前日比545.71円(1.73%)高の3万2169.99円。TOPIXは前日比33.41(1.47%)高の2299.81。出来高は概算で10億9806万株。東証プライムの値上がり銘柄数は1508、値下がり銘柄数は276となった。東証マザーズ指数は748.05ポイント(3.01ポイント高)。
[2023年8月28日]
株探ニュース
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