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あすか製薬ホールディングスのニュース

あすか製薬ホールディングスのニュース一覧

前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

配信元:株探
投稿:2021/12/22 05:20

■サイジニア <6031>  1,429円 (+211円、+17.3%) 一時ストップ高

 サイジニア <6031> [東証M]が4日ぶりに急反騰、一時ストップ高となった。同社は21日、Yext(東京都港区)が展開するYext App Directoryパートナープログラムのソフトウェアベンダーに認定されたと発表しており、これが株価を刺激したようだ。Yext App Directoryは、Yextのアプリケーションパートナーエコシステム。同社は企業やブランドが自社の公開情報を一元管理するためにYextプラットフォームに登録されたビジネス情報をYahoo!プレイス形式に変換するアプリを開発し、21日からYext App Directoryでの提供を開始するとしている。

ラクオリア <4579>  1,017円 (+150円、+17.3%) ストップ高

 ラクオリア創薬 <4579> [JQG]がストップ高。20日の取引終了後、同社が創製した新規ナトリウムチャネル遮断薬RQ-00350215に関するライセンス契約を久光製薬 <4530> と締結したと発表し、あわせて業績予想を上方修正したことが好感された。今回のライセンス契約締結により、ラクオリアは久光薬に同化合物の全世界を対象とした独占的な開発・製造・販売権を供与する。ラクオリアはその対価として久光薬から契約一時金6億円を受領するほか、開発段階に応じたマイルストンとして最大で約30億円を受け取る可能性がある。また、同化合物を含有する医薬品の承認販売に至った場合、販売ロイヤルティーとして1ケタ代後半の料率のロイヤルティーのほか、販売額に応じた販売マイルストンとして最大で百数十億円を受け取る権利を得るとしている。これに伴い21年12月期の連結業績について、売上高を22億4600万円から27億9800万円(前期比2.5倍)へ、営業利益を6100万円から7億700万円(前期4億8600万円の赤字)へ、最終利益を1億1800万円から7億5000万円(同6億600万円の赤字)へ上方修正した。久光薬とのライセンス契約による影響に加えて、前臨床試験を含む委託試験などの研究開発費が翌期にずれ込んだことなどが寄与する。

F&M <4771>  2,119円 (+198円、+10.3%)

 エフアンドエム <4771> [JQ]が急反騰。20日の取引終了後、人事労務クラウドソフト「オフィスステーション」の利用社数が2万社を突破したと発表しており、これが好感された。「オフィスステーション」は、アラカルト型に分類され、既存のシステムに合わせて必要な機能だけを導入することが可能なソリューション。特に21年は大手自動車メーカーや大手小売企業など、従来システム移管が難しいとされる、大企業からの導入が加速しており、11月末時点で2万社を突破したという。

FFJ <7092>  2,609円 (+237円、+10.0%)

 Fast Fitness Japan <7092> [東証M]が急反騰。20日の取引終了後、東京証券取引所の承認を受けて、12月27日付で東証マザーズ市場から東証1部へ市場変更されることになったと発表しており、これが好材料視された。同社は、米エニタイム・フィットネスが展開する24時間営業・マシンジム特化型のフィットネスクラブチェーン「エニタイムフィットネス」の日本におけるマスター・フランチャイジー。22年3月期の連結業績予想は、売上高130億円(前期比16.4%増)、経常利益25億円(同10.8%増)を見込む。

あすか薬HD <4886>  1,015円 (+84円、+9.0%)

 東証1部の上昇率9位。あすか製薬ホールディングス <4886> が急反発。同社は20日取引終了後、22年3月期連結純利益予想を26億円の赤字から30億円の黒字へ上方修正すると発表した。主力である医療用医薬品事業、動物用医薬品事業を中心に業績が堅調に推移しているほか、固定資産譲渡による特別利益94億2500万円及び投資有価証券評価損による特別損失11億5100万円の計上も反映させた。経営資源の有効活用と財務体質の強化を図るため、あすか製薬が保有する東京都羽村市所在の土地と建物を譲渡する。また、あすか製薬が保有する非上場有価証券1銘柄について、帳簿価額と実質価額に乖離が生じているため、減損処理を行う。

日本CMK <6958>  690円 (+52円、+8.2%)

 日本CMK <6958> が急反発。異彩を放つ上昇波動を形成、年初来高値を更新した。車載用を中心とするプリント配線板の最大手メーカーで自動車販売需要の回復を背景に足もとの業績は急回復している。22年3月期は従来予想を上方修正し営業損益が18億円の黒字(前期は16億7600万円の赤字)と様変わりする見通し。中長期的にも世界的な電気自動車(EV)シフトが進むなか、同社の製品需要が一段と高まるとの見方がある。強気の中期経営計画も機関投資家の注目を集めており、27年3月期に売上高1000億円、営業利益80億円を目標に掲げている。

フリュー <6238>  1,309円 (+86円、+7.0%)

 フリュー <6238> が3日ぶりに急反発。20日の取引終了後に発表した11月度の月次概況(速報)が前年同月比30.2%増となり、9ヵ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。プリントシールやキャラクタ・マーチャンダイジング、ゲームなどの伸びが大きかった。

塩野義 <4507>  8,121円 (+409円、+5.3%)

 塩野義製薬 <4507> が急反発。感染症薬を主力とする大手製薬メーカーで抗HIV薬での実績が高い。新型コロナウイルスのワクチンや経口薬開発にも積極展開している。20日取引終了後、現在開発中の3CLプロテアーゼを選択的に阻害する低分子経口抗ウイルス薬について、社内で実施した予備的な非臨床試験から、既存の変異株と同様にオミクロン株に対する高い抗ウイルス活性を確認したことを発表、これを材料視する形で投資資金が集中した。

レーザーテク <6920>  31,700円 (+1,470円、+4.9%)

 レーザーテック <6920> が大幅反発。同社株は11月19日に3万3300円の上場来高値に買われたのち調整局面に入ったものの、上向きの25日移動平均線をサポートラインとする下値切り上げトレンドを継続した。前日20日は終値で同移動平均線を若干下回ったものの、21日は3万円大台近辺での攻防が、移動平均線も絡めた正念場となった。前日20日の米国株市場では主要株指数が揃って下落したが、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅な下げにとどまっており、半導体製造装置 大手のASMLホールディング などはプラス圏で引けた。東京市場でも業績好調な半導体製造装置関連は押し目買いニーズも強く、売買代金トップの常連銘柄となった同社株の動向は半導体セクター全体の今後の株価推移を占ううえでも注目された。

■そーせい <4565>  1,968円 (+87円、+4.6%)

 そーせいグループ <4565> [東証M]が大幅続伸。20日の取引終了後、消化器免疫疾患の治療薬候補であるGPR35受容体作動薬の開発の進展によって、英グラクソ・スミスクライン からマイルストーン約7億5900万円を受け取ったと発表。なお、売り上げ計上は21年12月期第4四半期を予定している。

日経レバ <1570>  15,325円 (+615円、+4.2%)

 NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信 <1570> [東証E]が大幅反発。全市場を通じ断トツの売買代金をこなし大幅高に買われフシ目の1万5000円台を回復した。日経平均に連動する仕組みに組成されたETFで価格変動率が2倍に設定されていることから、最近のように全体相場のボラティリティが高まる状況が続くと個人投資家を中心とした短期資金の参戦が活発化する。ここ日経平均は先物に振り回される展開で乱高下を繰り返しており、日経レバへの注目度が高まった。一方、日経平均に逆連動するNEXT FUNDS 日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信 <1357> [東証E]も有力な投資対象として活発に売り買いが行われた。こちらは値動きが日経平均のマイナス2倍に設定されており、全体相場が上昇すると価格が下落する仕組みとなっている。21日は3日ぶりに反落しフシ目の400円台を再び下回った。

ウエストHD <1407>  5,810円 (+210円、+3.8%)

 ウエストホールディングス <1407> [JQ]が3日ぶりに大幅反発。日本経済新聞の電子版で20日取引終了後、同社が「企業が工場の屋根などに設置する自家消費向け太陽光設備の販売に力を入れる」と伝えている。記事によると、太陽光発電を売電目的の投資でなく、自社の二酸化炭素(CO2)排出を減らす手段として重視する製造業が増えている状況を背景に、営業人員を増やすとしている。22年8月期の同事業の売上高を前期比4倍の215億円に伸ばす方針とされ、これが好感されたようだ。

PCA <9629>  1,656円 (+59円、+3.7%)

 ピー・シー・エー <9629> が3日ぶりの大幅反発。同社は21日午前11時に、クラウド型会計ソフト「PCA会計DX」が、みずほ銀行(東京都千代田区)のAI-OCR(光学文字認識)を活用したWEBサービス「みずほデジタルアカウンティング」とデータ連携を開始したと発表した。今回の連携により、取引先から受領した請求書に記載されている情報をAI-OCRで文字データ化し、支払業務における銀行振込データと「PCA会計DX」で取り込み可能な仕訳データが作成されることにより、会計業務を大幅に効率化できる。また、みずほ銀行のインターネット・バンキング「みずほe-ビジネスサイト」と連携することで、各金融機関への振込業務の効率化も図られるとした。

※21日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

株探ニュース

配信元: 株探
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