ＵＳＥＮが反落、１４年８月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感強まる

　ＵＳＥＮ<4842.T>が反落。３日の取引終了後、１４年８月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の６８５億円（前期比０．５％増）を据え置きつつ、営業利益を同８７億円から９５億円（前期比９．６％増）、純利益を同５０億円から６０億円（同２４．１％増）へそれぞれ上方修正したが、材料出尽くし感からこの日は売りが先行。直近では１日に年初来高値４４８円をつけるなど買われていただけに利益確定売りが出ているようだ。
　新コンセプトによるマーケット開拓や顧客基盤を生かした新サービスの展開に取り組んだこと、消費増税に伴う駆け込み需要の取り込みに注力したことが奏功したとしている。
　なお、同時に発表した第３四半期累計（１３年９月～１４年５月）連結業績は、売上高５２４億５６００万円（前期比３．３％増）、営業利益８２億９００万円（同２１．９％増）、純利益５５億３００万円（同２９．９％増）となった。

ＵＳＥＮの株価は９時８分現在４２６円（▼１５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）