東映アニメ、上期経常を41％上方修正、通期も増額

　東映アニメーション <4816> [東証Ｓ] が10月24日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の98億円→138億円(前年同期は155億円)に40.8％上方修正し、減益率が36.9％減→11.1％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の178億円→200億円(前期は297億円)に12.4％上方修正し、減益率が40.3％減→32.9％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第２四半期連結会計期間は、『聖闘士星矢 The Beginning』に関する評価損を計上したものの、前年度に公開した映画の波及効果が継続し、国内における配信権販売や商品化権販売、並びに商品販売事業が期初見込みを上回り好調に推移しました。　通期については、引続き第２四半期連結会計期間以降も、好調を維持する見込みであるものの、広告宣伝費等の増加を見込み、上記の予想としております。※上記の予想は、当社グループが現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は様々な要因により大きく異なる可能性があります。