パラカは後場上げ幅拡大、２０年９月期業績予想を未定に修正も織り込み済み

　パラカ<4809.T>は後場上げ幅を拡大している。午後０時３０分ごろ、従来は売上高１４７億円（前期比４．４％増）、営業利益２４億円（同５．６％増）を見込んでいた２０年９月期の単独業績予想を未定に修正したが、織り込み済みとの見方が強い。

　新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言や外出自粛の影響で、運営管理する駐車場の４月売上高が全駐車場合算で前年同月比２５％程度減（速報ベース）と大きく減少。また、５月４日に同宣言が延長されたことに伴い、この傾向が継続するとみられることが要因としている。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（１９年１０月～２０年３月）決算は、売上高６８億７８００万円（前年同期比１．４％減）、営業利益９億９２００万円（同１４．０％減）、純利益６億円（同１６．１％減）だった。

出所：MINKABU PRESS