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■株主還元策
インフォメーションクリエーティブ<4769>は配当政策の基本方針を、「株主への利益還元を経営上の重要課題の一つと位置づけ、安定的な配当の維持に努め、その一方で必要な内部留保にも留意し、業績等を勘案の上、利益配分政策を実施する」と表している。同社は配当性向を基準とはしていないが、基本的に業績が思わしくない場合でも「安定配当」として前期配当実績を下げない、としている。同社の継続的な業績向上への意思と株主への配慮が見受けられる。2019年9月期については、好業績を背景に当初計画18円(2018年10月1日付で1:2株式分割したため、分割前の換算では36円)から21円に3円増配となった。2020年9月期は当初計画では21円の据置きであったが、好業績を背景に普通配当2円、特別配当10円を加え、1株当たり33円に増配を決定した。なお、今回の増配については、業務提携により戦略的に保有していた投資有価証券について、投資先会社の上場廃止に伴い売却したものが特別利益計上(約2億円)したためと、株主への利益配分に対する同社の配慮とのことである。2021年9月期の配当予想は、2020年9月期の普通配当23円を維持する見込みである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
<NB>
インフォメーションクリエーティブ<4769>は配当政策の基本方針を、「株主への利益還元を経営上の重要課題の一つと位置づけ、安定的な配当の維持に努め、その一方で必要な内部留保にも留意し、業績等を勘案の上、利益配分政策を実施する」と表している。同社は配当性向を基準とはしていないが、基本的に業績が思わしくない場合でも「安定配当」として前期配当実績を下げない、としている。同社の継続的な業績向上への意思と株主への配慮が見受けられる。2019年9月期については、好業績を背景に当初計画18円(2018年10月1日付で1:2株式分割したため、分割前の換算では36円)から21円に3円増配となった。2020年9月期は当初計画では21円の据置きであったが、好業績を背景に普通配当2円、特別配当10円を加え、1株当たり33円に増配を決定した。なお、今回の増配については、業務提携により戦略的に保有していた投資有価証券について、投資先会社の上場廃止に伴い売却したものが特別利益計上(約2億円)したためと、株主への利益配分に対する同社の配慮とのことである。2021年9月期の配当予想は、2020年9月期の普通配当23円を維持する見込みである。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 山田秀樹)
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