株式新聞注目株=ｽﾏｰﾄﾌｫﾝ向け展開に期待
[08月02日 ]
　ｻｲﾊﾞｰｴｰｼﾞｪﾝﾄは7月28日に11年9月期第3四半期累計(10年10月-11年6月)の決算を発表｡通期業績の上方修正がなかったことで失望売りに見舞われたが､逆にここは仕込み時と見た方がよさそうだ｡
　ﾈｯﾄﾒﾃﾞｨｱ系企業のなかでは､同社は携帯電話向けでは“出遅れ組"だと考えられる｡というのも､DeNAやｸﾞﾘｰが携帯向けでPV(ﾍﾟｰｼﾞﾋﾞｭｰ)を伸ばしてきたのに対して､ｻｲﾊﾞｰはどちらかというとPC(ﾊﾟｿｺﾝ)との親和性が高いｺﾝﾃﾝﾂを展開してきたからだ｡

　　　ただし､爆発的に利用者が増えているｽﾏｰﾄﾌｫﾝ(多機能携帯電話)の普及は同社に有利に展開しそうだ｡ｻｲﾊﾞｰのｺﾝﾃﾝﾂのうち､ｷｬﾗｸﾀｰなどを使う｢ｱﾒｰﾊﾞﾋﾟｸﾞ｣は画面の大きい端末で魅力が増すだけに､今後､同社からはｽﾏｰﾄﾌｫﾝに対応した仕掛けが続出する可能性があり､株価材料として期待できる｡　　
　株価は震災後に形成しているﾎﾞｯｸｽ圏の下値付近にあり､手掛けやすい水準にある｡今9月本決算の発表のﾀｲﾐﾝｸﾞまでを狙ってみたい｡

　投資指標
　保有期間:3ｶ月
　目標株価:35万円
　損切りﾗｲﾝ:20万円

ﾓｰﾆﾝｸﾞｽﾀｰﾓﾊﾞｲﾙより


もう少し下がったら 買おうと思うので ここに記載しておく