決算マイナス・インパクト銘柄 … セブン＆アイ、平和堂、サカタタネ (4月4日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の4月3日から4日の決算発表を経て5日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　放電精密 <6469>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比2.2倍の10.3億円に拡大したが、20年2月期は前期比31.2％減の7億円に落ち込む見通しとなった。

▲No.2　平和堂 <8276>
　19年2月期の連結経常利益は前の期比1.9％減の145億円になり、従来予想の150億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。

▲No.4　三協立山 <5932>
　19年5月期の連結最終損益を従来予想の2億円の黒字→14億円の赤字(前期は7.3億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6469> 放電精密 　　　ＪＱ 　 -18.03 　　4/ 4　本決算　　　-31.17
<8276> 平和堂 　　　　東１　　 -9.79 　　4/ 4　本決算　　　-12.50
<4735> 京進 　　　　　東２　　 -9.02 　　4/ 4　　　3Q　　　 15.24
<5932> 三協立山 　　　東１　　 -7.91 　　4/ 4　　　3Q　　　-41.56
<4361> 川口化 　　　　東２　　 -6.66 　　4/ 4　　　1Q　　　 65.00

<1712> ダイセキＳ 　　東１　　 -3.55 　　4/ 4　本決算　　　　0.66
<9793> ダイセキ 　　　東１　　 -3.46 　　4/ 4　本決算　　　 10.88
<4728> トーセ 　　　　東１　　 -3.08 　　4/ 4　　上期　　　-77.68
<7888> 三光合成 　　　東１　　 -2.30 　　4/ 4　　　3Q　　　-35.77
<1377> サカタタネ 　　東１　　 -2.17 　　4/ 4　　　3Q　　　 -9.47

<3382> セブン＆アイ 　東１　　 -1.27 　　4/ 4　本決算　　　　1.96
<1376> カネコ種 　　　東１　　 -0.07 　　4/ 4　　　3Q　　　 -0.33

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした5日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース